足立朝日

3月下旬 北千住駅東口から待望の路線バスが運行

掲載:2013年2月5日号
 北千住駅東口、東京電機大学千住キャンパス前の交通広場が2月中旬に全面完成するのに伴い、3月下旬から、京成バス(株)の路線バスの新規運行が決まった。交通広場から「柳原病院・東京未来大学」までの系統と同広場から汐入大橋を渡り、南千住駅東口へと向かう系統の2路線。北千住駅東口からの路線バスの発着は初めてで、千住東町、京成関屋、千住曙町方面の住民は便利になりそう。


 この新規バス路線の運行は、1月24日(木)の区議会交通網・都市基盤整備調査特別委員会で報告された。
 それによると、2路線とも、バスは現在走っている「はるかぜ号」と同じ小型タイプ(定員約35人)で、平日、土曜運行(休日は運休)、Aは午前7時から約20~30分間隔、Bは、1時間間隔で運行される。終バス時間は検討中。運賃は、足立区内は200円、荒川区内150円で、両区をまたぐ場合は200円を予定。
 運行コースとバス停の位置などは左図のようにほぼ決まっているが、現在、バス事業者の京成バス㈱が国に許可申請中。バス停については、足立区内は新設だが、荒川区内はすでに京成バスが走っており、既存のバス停を利用する。
 北千住駅東口初の路線バス運行とあって、3月下旬の運行開始日には、京成バスと区が共催してセレモニーを予定している。
 今回のバス路線の新規運行は、平成23年12月に区が策定した「足立区総合交通計画」に基づくもの。今回の路線については、昨春東京電機大学が開学した北千住駅東口の発展が目覚しいことから、京成、東武、国際交通などバス各社からオファーがあったが、すでに隣接する荒川区汐入地区で運行している京成バスに落ち着いたようだ。また、区では、今後の実績や住民要望により、堀切橋を渡っての綾瀬地区、東京スカイツリーがある墨田区押上方面への延伸もありうる、としている。

写真/運行開始を待つばかりの交通広場「北千住駅東口(電大口)」バス停