足立朝日

加賀中1年生職業人の話を聞き2年次で体験

掲載:2006年3月5日号
●加賀中1年生
職業人の話を聞き2年次で体験

 加賀中学校(田本登喜雄校長)で2月16日、「職業人の話を聞く会」が開かれ、1年生66人が参加した。
 この日の講師は、NPOピースウインズ・ジャパン広報マーケティング部の柴田雅史さん、株式会社JTB教育旅行課の高取和正さん、学校栄養士の金栄ゆかりさんと足立朝日新聞記者。柴田さんは、アフガニスタンでの3年半の経験やスマトラ地震現地確認の話など。高取さんは、修学旅行担当者としての喜びや苦労話など。同校・金栄晃弘教諭の妻であるゆかりさんは、バランスある食事の大切さなど。足立朝日記者は、若い時に心身を鍛えることが記者としてやっていける秘訣などの話に触れた。
 各教室に参集した生徒たちは、1年生ながらジッと講師の話に耳を傾け、ポイントを書き取った。足立朝日記者へは、「どうして記者になったのか?」などの質問があり、企業人としてスタートした記者は、職歴や子育て中の思いも話した。 開会・閉会、教室でのあいさつ、講師誘導案内など生徒自らが分担し、田口雅幸学年主任をはじめ、緒方博、月森正志、古市綾乃各教諭らと1年生全員が一体となってこの会に臨んだ。
 田本校長は「当校では、1年次に職業人の話を聞き、2年次で職場体験。でも、アルバイトでできるものはだめで、正社員として働く仕事を選定するので大変」と苦労を語る。何よりも、キラキラとした瞳で講師をみつめる生徒たちの姿に、この会の成果が表れている。


足立朝日記者の話を聞いた生徒たち