カッコいいアクションを追求し続ける
超人的な闘いで、カッコよく敵を倒す。その動きを決めるアクション監督、そして全体を演出する監督でもある。この5年間で手がけた作品は、ウルトラマン、仮面ライダー、戦隊シリーズ、と日本の3大ヒーローそろい踏みだ。
活動拠点はアメリカ。日本の戦隊ものをリメイクし爆発的にヒットした「パワーレンジャー」で監督デビューした、「逆輸入」の経歴の持ち主だ。
千住で生まれ、小学3年まで五反野で育った。思い出は、千住新橋近くにあったキャンディーズのスーちゃんの実家と、よく遊んだ荒川土手。特撮ヒーロー大好き少年で、「アルバムを見ると、どれもライダーポーズやウルトラマンのポーズを取っている」。
ジャッキー・チェンの映画「酔拳」に衝撃を受け、そこからは憧れのジャッキーめざして一直線。東綾瀬中卒業後、倉田アクションクラブに入門。スタントなどの仕事をしながら高校に通うが、監督業も学ぼうと卒業後に渡米した。当時の米映画は、格闘技を使い始めたばかりのアクション変革期。オーディションで見込まれ、道を切り拓いた。
ワイヤーアクションをふんだんに使い、引き込まれるようなスピード感と迫力が持ち味だ。「ジャッキーの受け売りだけど、リズムを一番重要視している。音楽と一緒」。パパパン! とパンチの身振りを交えて話す全身から、楽しい、好き、が情熱と共に伝わる。現場の仲が良いのも監督の人柄の成せる技だろう。
「ウルトラマンギンガS」(3面に詳細)は、日本での初監督作品「ウルトラ銀河伝説」以来、5年ぶりのウルトラシリーズ。ロケや爆発など、ヒーロー好き少年から育くまれたアイデアと愛が注ぎ込まれている。「まさか自分がパフォーマーとして出るようになって、監督するとは思わなかった。全部実現できてラッキー」とにんまり。
ヒロインの美脚アクションも坂本作品の魅力の一つ。「強い女性に惹かれるんです」。女性も支持するセクシーなアクションヒロインの日本での確立が野望(?)だ。
最近はジャッキー好きが認知されイベントに呼ばれることも。「本当にうれしい!」とクシャッと笑う顔は無邪気で子どものよう。ヒーローに憧れた頃と同じ純粋さが、ワクワクさせる坂本ワールドを作り出しているに違いない。「一般のアクション映画のジャンルを日本で確立したい」。夢に突き進む力強さが頼もしい。
超人的な闘いで、カッコよく敵を倒す。その動きを決めるアクション監督、そして全体を演出する監督でもある。この5年間で手がけた作品は、ウルトラマン、仮面ライダー、戦隊シリーズ、と日本の3大ヒーローそろい踏みだ。

活動拠点はアメリカ。日本の戦隊ものをリメイクし爆発的にヒットした「パワーレンジャー」で監督デビューした、「逆輸入」の経歴の持ち主だ。
千住で生まれ、小学3年まで五反野で育った。思い出は、千住新橋近くにあったキャンディーズのスーちゃんの実家と、よく遊んだ荒川土手。特撮ヒーロー大好き少年で、「アルバムを見ると、どれもライダーポーズやウルトラマンのポーズを取っている」。
ジャッキー・チェンの映画「酔拳」に衝撃を受け、そこからは憧れのジャッキーめざして一直線。東綾瀬中卒業後、倉田アクションクラブに入門。スタントなどの仕事をしながら高校に通うが、監督業も学ぼうと卒業後に渡米した。当時の米映画は、格闘技を使い始めたばかりのアクション変革期。オーディションで見込まれ、道を切り拓いた。
ワイヤーアクションをふんだんに使い、引き込まれるようなスピード感と迫力が持ち味だ。「ジャッキーの受け売りだけど、リズムを一番重要視している。音楽と一緒」。パパパン! とパンチの身振りを交えて話す全身から、楽しい、好き、が情熱と共に伝わる。現場の仲が良いのも監督の人柄の成せる技だろう。
「ウルトラマンギンガS」(3面に詳細)は、日本での初監督作品「ウルトラ銀河伝説」以来、5年ぶりのウルトラシリーズ。ロケや爆発など、ヒーロー好き少年から育くまれたアイデアと愛が注ぎ込まれている。「まさか自分がパフォーマーとして出るようになって、監督するとは思わなかった。全部実現できてラッキー」とにんまり。
ヒロインの美脚アクションも坂本作品の魅力の一つ。「強い女性に惹かれるんです」。女性も支持するセクシーなアクションヒロインの日本での確立が野望(?)だ。
最近はジャッキー好きが認知されイベントに呼ばれることも。「本当にうれしい!」とクシャッと笑う顔は無邪気で子どものよう。ヒーローに憧れた頃と同じ純粋さが、ワクワクさせる坂本ワールドを作り出しているに違いない。「一般のアクション映画のジャンルを日本で確立したい」。夢に突き進む力強さが頼もしい。