足立朝日

100円食堂で初の食育を実施 六町駅前商店会resk

掲載:2018年6月5日号
 5月22日(火)、六町駅前商店会resk(石鍋明夫会長)加盟の珍来六町店とハワイアン居酒屋AKINAIの2店舗で「六町100円食堂」が行われた。AKINAIでは、初めて野菜ソムリエプロの老沼裕也氏(KAZENO HITO代表)を招いて食育も実施。子どもたちに野菜のクイズなどを出して盛り上がった。
 同イベントは、孤食などが増えている今、家族で会話をしながらの食事を楽しんで欲しいと、同商店会が3年ほど前から始めた。中学生以下の子どもは既存のお店で本格的なおいしい料理が100円で食べることが出来る(同伴の大人は通常料金)。助成金に頼らず、子どもの料金分は商店会がチラシの広告収入などで負担しているのも特徴だ。
 今回は家族で楽しく食事をするだけでなく、食に関心を持ってもらおうと、野菜ソムリエや青果食育アドバイザー、日本全国の畑を駆け巡る旅人など様々な肩書をもつ老沼氏が、子どもたちに「この野菜の花はどれでしょう」や「えだまめは大きくなると何になる」といったクイズを次々と出題。
 また、父母たちには「1日に子どもたちに、どの位の野菜を食べさせたらいいか」といった案内も配布した。
 次回の六町100円食堂は8月頃を予定している。

写真/老沼さんが出したクイズで食育を学ぶ子どもたち=ハワイアン居酒屋AKINAIで