青と白の巨大なワンコが2月11日、北千住の学園通り商店街にある文具トラヤに参上、街の人たちを驚かせた。子どもや若い女性たちが歓声を上げて取り囲み、記念写真を撮る男性の姿もチラホラ。驚いた散歩中の犬たちが吠えかかる一幕も。
この人気犬の名は「アダチン」。07年12月に誕生した足立区文化芸術振興の公式キャラクターだ。東京藝大出身のアーティスト・青木純さんのデザインで、日本古来の犬種「チン」がモデル。ちょっと憎たらしげな眉間の縦ジワと、モップのような長い毛が不思議な魅力を醸し出している。
人気に火がついたのは、昨年12月。第2弾アニメ「アダチンのテーマ」をネットのユーチューブに載せたところ、徐々にアクセスが増え、31万件を超える反響となった。
アニメの中でアダチンは、荒川土手、槍かけだんごの店、トラヤなど、千住っ子に馴染み深い場所をテーマソングとともに歩き回る。アダチンのかわいい動きはもとより、絵とは思えないリアルな風景は感動もの。1度聞いたら忘れられない元気な歌も、一役買っている。
グッズも手がけた㈱ボングゥーの堀越総明社長は、「やっとスポンサーがつくようになった」と喜ぶ。一番人気のぬいぐるみは、魅力を立体で再現することにこだわった一品。「これだけの出来でこの値段は、なかなかない」と胸を張る。着ぐるみでは珍しい長毛も実現し、子どもたちが思わず抱きつく手触りの良さだが、手入れも大変という。
街の商店として唯一グッズを扱う文具トラヤ(陛3
888・5526)は、この日から新たにTシャツを販売。遠藤友美恵店長は「最初はどうしようかと思ったが、足立区のキャラだからと引き受けた。売れるようになったのは最近。まだまだこれから」と笑う。お客さんは今や区外からも来店。ネット世代の30~40代の男性が多いそうだ。
2月からアダチンの着うたを携帯で配信中。7月はアニメの第3弾も登場予定。
写真=子どもたちに囲まれ人気者のアダチン
この人気犬の名は「アダチン」。07年12月に誕生した足立区文化芸術振興の公式キャラクターだ。東京藝大出身のアーティスト・青木純さんのデザインで、日本古来の犬種「チン」がモデル。ちょっと憎たらしげな眉間の縦ジワと、モップのような長い毛が不思議な魅力を醸し出している。
人気に火がついたのは、昨年12月。第2弾アニメ「アダチンのテーマ」をネットのユーチューブに載せたところ、徐々にアクセスが増え、31万件を超える反響となった。
アニメの中でアダチンは、荒川土手、槍かけだんごの店、トラヤなど、千住っ子に馴染み深い場所をテーマソングとともに歩き回る。アダチンのかわいい動きはもとより、絵とは思えないリアルな風景は感動もの。1度聞いたら忘れられない元気な歌も、一役買っている。
グッズも手がけた㈱ボングゥーの堀越総明社長は、「やっとスポンサーがつくようになった」と喜ぶ。一番人気のぬいぐるみは、魅力を立体で再現することにこだわった一品。「これだけの出来でこの値段は、なかなかない」と胸を張る。着ぐるみでは珍しい長毛も実現し、子どもたちが思わず抱きつく手触りの良さだが、手入れも大変という。
街の商店として唯一グッズを扱う文具トラヤ(陛3
888・5526)は、この日から新たにTシャツを販売。遠藤友美恵店長は「最初はどうしようかと思ったが、足立区のキャラだからと引き受けた。売れるようになったのは最近。まだまだこれから」と笑う。お客さんは今や区外からも来店。ネット世代の30~40代の男性が多いそうだ。
2月からアダチンの着うたを携帯で配信中。7月はアニメの第3弾も登場予定。
写真=子どもたちに囲まれ人気者のアダチン