足立朝日

11.箭弓稲荷神社

掲載:2009年11月20日号
千住大川町49―8
崇敬神社


 

ご祭神は保食神(ウケモチノカミ)。
 大正11年、当時は元宿といわれ新町会という140人ほどの町会があった。同町会の有志が、付近で火災が多く続いたのを憂えて、箭弓(やきゅう)稲荷神社講を設立。

 和銅5年(712年)創建で、日本3大稲荷のひとつとも言われる、埼玉県・東松山の箭弓稲荷神社から分霊を勧請し、大正15年に建立した。講の人たちが中心となり、節分の豆まき、5月の祈願祭が行われ、東松山の社にも詣でる。