足立朝日

掲載:2015年12月5日号
 「第24回足立区ジュニアスポーツ大会ミニバスケットボール」が、11月1日(日)~15日(日)、鹿浜センター及びスイムスポーツセンターで開かれた。
 参加したのは、男子13チーム、女子10チーム。予選が行われた後、男子は、ブロック1位の4チームがトーナメントで戦った。宮城を68対11で破った皿沼が、フレンズを78対19で破った扇MAXと決勝戦で激突。その結果、皿沼が66対23の大差で扇MAXを破って優勝。扇MAXは2位。3位決定戦では宮城が63対24でフレンズを破った。
 女子は、決勝リーグで、さつきクラブ、新田、扇MAXの総当たりとなったが、全チーム一勝一敗と伯仲。結局、得失点差でさつきクラブが優勝、新田が準優勝、扇MAXが3位となった。
掲載:2015年12月5日号
 「第68回区民体育大会ビーチボールバレーの部」が、11月15日(日)、総合スポーツセンター、都立淵江高校で開催され、全112チーム参加し熱戦が繰り広げられた。
 大会成績は次の通り。 (さらに…)
掲載:2015年12月5日号
 大阪市の大阪城ホールで、11月22日(日)「第28回全日本マーチングコンテスト」(全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)が行われ、都代表の足立区立第十四中学校(西竹の塚1‐8‐1、橋爪昭男校長)が中学校の部で晴れの金賞を受賞した。同中の金賞は3年連続6回目という快挙。
 出場した同中の81人は、イタリアの4曲を組み合わせた演奏。最初円形に並んで回り、途中で二重円になって内側が逆回転して演奏を続けるなどの高度な技を見せ、会場を沸かせた。
掲載:2015年12月5日号
★「語り伝える江戸から今へ」/安藤義雄著/足立法人会編/1500円(税込)
 「足立史談会」会長を長年勤め、現在「江戸東京人文科学研究会」を主宰する安藤義雄氏が、足立法人会から刊行した最新本。
 足立法人会会報に隔月連載している「話題を作ろう 江戸事始め」をまとめたもので、足立区郷土資料刊行会が出版する「史談文庫」の9冊目。
 しょっぱなは「江戸の自治、町の治安は町の責任」でスタートし、「江戸の薬事情、和製バイアグラも」「江戸っ子の外食事情あれこれ」「江戸で働く女はしっかり者」など興味をそそるタイトルが続くが、どれも羊頭狗肉ではなく中身充実、肩を凝らせず読み進められる本となっている。
掲載:2015年12月5日号
◆千住酒合戦の再現イベント盛況
 200年前、千住で行われた豪華な酒宴「酒合戦」を再現した、第3回「千住乃酒合戦」(千住仲組協議会主催)が11月22日(日)、東京芸術センターで開かれた。
 会場には酒合戦の様子を描いた絵巻(区郷土博物館蔵)や、幕末から明治にかけて活躍した伊豆の長八の鏝絵(個人蔵)も展示。足立史談会の安藤義雄氏による講演「200周年を迎えた『千住の酒合戦』」は、立ち見が出るほどの盛況となった。「イベントは後世に残らなければ文化ではない」と安藤氏。酒合戦を質の高い記録や絵巻に仕立てた千住の人の文化レベルは高く、「旅人も酒合戦に招き入れ、懐の大きいことをやった。それを自慢してください」と語った。
 続く再現イベントは、関係者らが谷文晁など当時の文人に扮して、大盃で日本酒代わりのスポーツドリンクを飲み干したのをはじめに、一般参加者たちも酒豪の気分を体験した。
◆女性フェスティバル会開催
 女性団体連合会主催の「女性フェスティバル2015あだち」が11月7日(土)・8日(日)、Lソフィア開かれた。今年は「世代をつなぐ女性のわ」をテーマに学習会や展示・体験、販売など様々なコーナーが設けられ賑わった。
 オープニングは、あいのわ福祉会前理事長の岸本美惠子さんが講演。障害のあるわが子から受け取ってきた数々の愛情と喜び、感謝を語り、心に響く内容となった。東北3県現地リポート「私たちは忘れない3・11」では、保健師、NPO理事長、足立区から派遣されている災害復興協力職員の3人が、仮設住宅や被災地、被災者の現状を報告。震災から4年が過ぎ、求められる支援も変化している。上から目線ではなく一緒に前に進む、勇気を与え自立をサポートするなど、気持ちに寄り添う支援が必要であること、「おせっかい」が地域力に繋がることなどが語られた。
掲載:2015年11月5日号
 秋はたまらなく旅をしたくなる季節。あわただしい日々をぬって、ちょとした「小旅行」に出かけよう。紅葉狩りもよし、大自然の中のアートめぐり、魚たちと戯れるのもよし。区内から、お手軽に行ける「穴場」のご紹介。
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掲載:2015年11月5日号
 日々寒くなってきて秋から冬へ移る季節。今年も竹の塚で「光の祭典」がスタートする。竹ノ塚駅東口から元渕江公園まで赤・白・青など様々な色のイルミネーションが輝く。今回は「竹の塚周辺」を散歩してみよう。
(さらに…)
掲載:2015年11月5日号
 「新聞をスクラップするという活動では、様々な能力が身に付きます」――。審査委員長の加藤敦彦・千寿常東小学校校長は、全体の講評の冒頭で新聞スクラップ活動の意義を語った。今年で5回目を迎えた「足立区小学生 新聞スクラップコンテスト」は、10月3日(土)表彰式が行われ幕を閉じた。夏休みを中心に行われたこのコンテスト。今年はスポーツ、動物、宇宙、社会など幅広い分野を取り上げたものや取り上げ方の工夫が目立ち、それぞれの記事を読み込み、小学生らしいコメントを添えた作品が多く、審査委員の校長、来賓も驚いていた。
 区教育委員会、朝日新聞社、足立朝日、朝日小学生新聞などが後援、足立成和信用金庫、アダチン、J:COM足立協賛で行われたスクラップコンテストの表彰式は、千住旭町のあさひホール(ASA旭町内)で行われた。
 式には、10人の入選者とその父母らが参列、加藤審査委員長、審査委員の篠達司足立小校長、足立区朝日新聞販売店会の各店主、竹内吉晴足立朝日編集長、来賓として、本永裕康足立成和信用金庫常勤理事、鳥井満里子J:COM足立地域プロデューサーらが出席。
 式では、まず主催者を代表して、足立区朝日新聞販売店会・ASA竹の塚東の箕輪周一郎所長が「このコンテストは、新聞を学校の授業に取り入れてくれるという動きの中で始まり、皆さんの努力、熱意で5回目を迎えられました。ありがとうございます」と挨拶。
 その後、10人の入賞者に賞状と副賞の図書カードが贈られたが、式の途中で、足立区の人気のゆるキャラの一つアダチンが入場し愛嬌を振りまくと、会場から笑いと拍手が起きた。
 加藤審査委員長が全体の講評を行った後、来賓の本永足立成和信用金庫常勤理事が立ち「テレビやラジオは自然と目や耳に入ってくるが、新聞は自分で読もうと努力しないと入ってこない。これからも新聞を読んでください」と子どもたちを激励した。
◆内容と講評
 太田真絋さんは「生まれた年の新聞も読んでみた」と題して今年と2003年の新聞を、真琴さんは「十年ひと昔」と題して今年と2005年の新聞を調べた。いずれも大きなニュースや興味を持った記事を取り上げ、感想を盛り込んで大人顔負けのスクラップに仕上げた。「甲乙付けがたい」との審査員全員の判断で、二人が最優秀賞となった。二人は「図書館に通ったりして大変だったけど、達成感がありました」と話した。
 金賞の浅野さんは、気になった記事を毎日切り抜き、意味などがわからない「滑舌」「余地」などの言葉の意味を丹念に調べて内容を要約し、率直な感想を入れたのが評価された。
 銀賞の四方さんは「喜び新聞スクラップ」と題して「喜び」の記事ばかりを集め、「ぎもん」を出し、自分で「答え」て「感想」を書くという工夫が光っていた。
 銅賞の村田くんは、カブト虫の記事に特に興味を持ったようで、自分で飼い、その飼育写真を入れるなどした頑張りが、勝木さんは、「感想」「意味調べ」「書き写し」など「小学生新聞活用ノート」をきちっと使い切った努力が、谷尾さんは、記事について「私」が出す疑問を「先生」が答え、「おさらいクイズ」や「編集後記」を入れるなどして楽しく作った工夫がそれぞれ評価された。
 「足立朝日賞」の澤村さんは、「スキマ植物」の記事に触発されて、得意な写真で自宅そばのスキマ植物を追跡した豆記者ぶりが評価され、「アダチン賞」の江渡さんは、7歳の弟の誕生日8月14日に弟の写真とスポンジで作ったケーキを貼り付けるという奇抜なアイディアで審査委員の度肝を抜き、「J:COM賞」の高崎さんは、いつもテレビで見ているニュースと新聞を比べた点などが評価された。
《加藤敦彦審査委員長(千寿常東小校長)の話》
 今回の作品の特徴は①様々なアイディアが駆使されたこと②丁寧に最後まできちんと整理されていた――の2点。特に最優秀作品は、今の新聞と過去の新聞を比較するというアイデアが光っていました。
 この新聞をスクラップするという活動では、材料を集める力、記事の内容を理解する力、自分の意見や感想を持つ力、分かりやすく、レイアウトを考え、表現する力など様々な能力が身に付きます。今後も新聞のスクラップを楽しんでほしいと思います。
《篠達司審査委員(足立小校長)の話》
 昨年以上に新たな視点でスクラップしている作品が多かったように思います。自己の興味・関心を大切にし、さらに知りたいことを探っていこうとする姿勢と、自己の感性を大切にし、色使いやレイアウトを楽しみながらまとめた意欲に感心しました。
《土肥和久審査委員(皿沼小校長)の話》
 初めての審査でしたが、テーマを絞り、相手を意識した見たいと思えるレイアウトや丁寧な字など、様々な工夫をしている作品に惹かれました。スクラップ作りは思考力を養うには最適で、このコンテストは、すばらしい企画だと思います。
入賞者(敬称略)
【最優秀賞】太田真絋(足立小6年)、太田真琴(同)【金賞】浅野友彩(栗原小4年)【銀賞】四方亜美(千寿本町小4年)【銅賞】村田宗介(足立小1年)、勝木瞳(千寿常東小6年)、谷尾花梨(大谷田小6年)【足立朝日賞】澤村祐佳(扇小3年)【アダチン賞】江渡くるみ(鹿浜西小3年)【J:COM足立賞】高崎百葉(千寿本町小3年)
◆入賞作品&喜びのコメント
【最優秀賞】太田真絋さん

 テロとか内容が難しかったけど、よく読んでいくと少し理解できた。2年分を比較する作業は大変でしたが、とても楽しく出来ました。
【最優秀賞】太田真琴さん
 10年前の新聞の内容の理解が難しく、その要約が一番大変だった。このスクラップをきっかけにこれからは少しでも新聞を読もうと思いました。
【金賞】浅野友彩さん
 わからない言葉を調べたり、内容をまとめるのが大変だったけど、最後はちゃんと出来て満足しています。
【銀賞】四方亜美さん
 日本の色々な所や世界の大会などでは“喜び”が毎日起こっていてものすごいことだなと思いました。
【足立朝日賞】澤村祐佳さん
 写真を撮るのが大好きで、写真はおばあちゃんからプレゼントされたカメラで撮りました。

写真上から①/審査委員、アダチンらとともに記念写真に納まった入賞者と父母の皆さん=千住旭町のあさひホールで
②/加藤審査委員長から表彰を受ける最優秀賞の太田真絋さん(左)、真琴さん姉妹
③/あいさつする本永足立成和信用金庫常勤理事
④/太田真絋さんの作品
⑤/太田真琴さんの作品
⑥/展示された他の人の作品を見る参加者の皆さん
掲載:2015年11月5日号
 発達障害や不登校に悩む子どもと親が増えている。足立区でも平成28年度から区立小学校に「特別支援教室」を順次導入するなど、取り組みが始まっている。 (さらに…)
掲載:2015年11月5日号
「そのすばらしさをわかってほしい」という都市農業公園スタッフの熱意が伝わり、あの「はとバス」が11月に4回ツアーを組み、同公園にやって来る。総勢約100人。収穫体験をしてから、「みはらし茶屋」で無農薬・無化学肥料の野菜いっぱいの昼食を堪能する。 (さらに…)