足立朝日

掲載:2014年12月5日号
◆非常用電源装置を開発・入谷の東京電源が東京電機大学と共同研究
このほど、足立ブランド認定企業の東京電源(株)(入谷8-1-17、TEL3897・7747)が、東京電機大学(千住旭町5)から技術支援を受けて家電にも対応できる小型の非常用電源装置「インバーター」を開発した。これまでは停電が起きた時に切り替えまでにタイムロスが発生していたが、今回の製品は瞬時に機械が立ち上がり電気を供給できる。「病院や施設はもちろん、在宅酸素のバッテリーに充電するなど、幅広い分野で使うことができる」と夏目孝之社長(写真)。装置は、縦30cm、横20cm、高さ15cm、重さ約6kg。来春の発売を目標にしていて、装置単体の価格は数十万円の見込み。この開発は「産学公金」連携の一環で、足立区の研究開発補助金、足立成和信用金庫の産学連携補助金を利用して行われた。
◆総合型地域クラブ「JOTOクラブ」 都スポーツ功労賞を受賞
 千住常東地区の総合型地域クラブ「JOTOクラブ」(出口正雄会長)が、平成26年度東京都スポーツ功労賞を受賞した。10月30日(木)に都庁都議会議事堂の都民ホールで表彰式が行われた。同賞はスポーツ活動を支援している個人やスポーツの普及・発展に貢献した関係団体に対し、永年の功績を称えて表彰するもの。同クラブは2007年に発足。ヨガ、スポーツ吹き矢、あだっちボール、ビーチボールバレー&ファミリーテニス、ソフトテニス、スポーツチャンバラ、ミニサッカーなどのプログラムを定期的に行っている他、運動会やプロ選手を招いての教室など活発に活動している。出口会長は「地域の皆さま、足立区役所、学校関係の皆さまのご指導ご支援、活動に参加して下さっている会員の皆様方のご協力の賜物。この受賞は我々役員の誇りで、活動の支え。受賞に恥じない地域活動を展開していきます」とコメント。足立区には23区最多の9つの地域型スポーツクラブがあり、子どもからお年寄りまで気軽にスーツを楽しめるように独自の活動を展開している。なお、今年度は足立区釣魚連合会(菊池義久会長)も同賞を受賞している。
掲載:2014年11月5日号
 日に日に秋が深まり、夜が長く感じられるこの季節は、読書にピッタリ。
足立区ゆかりの作家による新作で、豊かな時間を過ごしてみてはいかが。

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掲載:2014年11月5日号
 六月3丁目にある炎天寺で、恒例の「一茶まつり」が開催される。今年で53回目の開催となる由緒あるお祭りで、毎年約2000人の参加者で賑わう。今回は、お祭りが行われる炎天寺周辺の「六月・竹の塚・島根」をお散歩しよう。
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掲載:2014年11月5日号
 「どのスクラップも力作揃いです」――。審査委員長の加藤敦彦・千寿常東小学校校長は、全体の講評の冒頭でこう語った。今年で4回目を迎えた足立区小学生スクラップコンテストは、10月4日(土)、表彰式が行われ幕を閉じた。夏休みを中心に行われたこのコンテスト、環境問題、動物、宇宙、スポーツなど自分が気になった問題にテーマをしぼって新聞を読み込み、小学生らしいコメントを添えた作品が多く、審査委員の校長、来賓も感心していた。

 区教育委員会、朝日新聞社、足立朝日、朝日小学生新聞などが後援、足立成和信用金庫、アダチン、J:COM足立協賛で行われたスクラップコンテストの表彰式は、千住旭町のあさひホール(ASA旭町内)で行われた。
 式には、9人の入選者と父母が参列、加藤審査委員長、審査委員の篠達司梅島小校長、半田英雄花保小校長、足立区朝日新聞販売店会の各店主、竹内吉晴足立朝日編集長、来賓として、本永裕康足立成和信用金庫常勤理事、青木純㈱スペースネコカンパニー社長らが出席。
 式では、まず主催者を代表して、渡辺伸樹足立区朝日新聞販売店会会長(ASA梅田・五反野所長)が「皆さんが色々調べ上げながら新聞のスクラップを作ったことは、これからも消えることなく、知識として蓄積されていくことでしょう」と挨拶。
 その後、足立区の人気のゆるキャラの一つ、アダチンがドアを開けて入場し手を挙げたりして愛嬌を振りまくと、会場から笑いと拍手が起きた。9人の入賞者には賞状と副賞の図書カードが贈られた。
 続いて来賓の本永足立成和信用金庫常勤理事が「私は最優秀賞をとった武藤さんと同じ栗島小を30年前に出ましたが、当時のスクラップはただ新聞を切り抜いて貼っただけ」と笑わせた後、「さらに色々なことを勉強してください」と子どもたちを激励。最後に、加藤審査委員長が、全体の講評を行った。
▼内容と講評
 最優秀賞に選ばれた武藤さんは、「新聞日本旅行」と題して、夏休み中に新聞に掲載された日本全国の記事を丹念に集め、47都道府県ごとに分類し、自分の感想を入れてまとめた「大作」を作り、審査委員をうならせた。熊本に住む実家のおばあちゃんから熊本日々新聞を送ってもらうという努力も。スクラップした動機は「4年生の時に都道府県の学習をし、日本地図に興味を持った。そして、その県についても知りたいと思った」。
 金賞の山本さんは、テーマが①「世界の中の日本」②「環境と生き物」。「将来は獣医師になって動物園の飼育員になるか新聞記者」と言うだけあって、丹念に記事を拾い、整理。コメントもしっかりしていたのが評価された。
 銀賞の村松くんは、興味のある記事を丹念に拾って、自分の感想を入れた。8月11日の「新聞休刊日」には、「東吾新聞」と題して「新聞」を作り、その中で「夏休みは、スクラップと23区めぐりをしたいと決めた」と決意表明。
 銅賞の菱木さんは、テーマを「東日本大震災から4年目、原発ゼロの夏に」とし「『あの時』を思い出し、それからを考える」として東日本大震災関連の記事を集め、しっかりと感想を書いた。太田真紘さんは1面記事のみを集め、太田真琴さんは「生き物」をテーマに、姉妹揃って全力投球したあとがくっきり。
 「足立朝日賞」の浦沢さんは、「被災者の今を知る」のテーマで、7月24日~8月6日の新聞記事の中から丹念にピックアップ。石巻市の高校生が東京で写真展を開いた記事には「つらい景色を写真に撮るという行動がすばらしい」と感想を述べた。
 「アダチン賞」の小川くんは、「妖怪大事典」のテーマで気を吐き、「J:COM足立賞」の高橋さんは「宇宙」のテーマで、月の記事などを通して宇宙に関する疑問を追求した。
《加藤敦彦審査委員長(千寿常東小校長)の話》
 入賞作品の特徴は、①こだわりをもっていたこと②自分の言葉で語っていたこと③自分以外の人が、読んでみたい、見てみたいと思ったこと――です。武藤さんの作品は、まさに、新聞のスクラップから日本全国への視野の広がりを感じる素晴らしい作品でした。
《篠達司審査委員(梅島小校長)の話》
 初めての審査でしたが、どの作品も甲乙つけ難いほどのレベル。テーマを決めて記事を選び、調べて、自分の意見を入れるという作業は、これからの人生においても大切だと思います。
《半田英雄審査委員(花保小校長)の話》
 私も初めての審査でしたが、レベルの高さにびっくりしました。3年生も自分の感想をきちっと入れて応募してきていることに驚きました。
入賞者(敬称略)
【最優秀賞】武藤暢子(栗島小5年)【金賞】山本萌絵(千寿第八小6年)【銀賞】村松東吾(興本小3年)【銅賞】菱木綾子(千寿第八小6年)、太田真紘(足立小5年)、太田真琴(同)【足立朝日賞】浦沢万理奈(綾瀬小5年)【アダチン賞】小川優三郎(足立小4年)【J:COM足立賞】高橋実莉(島根小6年)

●入賞作品&喜びのコメント
【最優秀賞】武藤暢子さん(栗島小5年)

 ニュースで聞くとよくわからないことも、スクラップして文章にまとめるとよく理解できる。大変だったけど、やって良かったです。
【金賞】山本萌絵さん(千寿第八小6年)
 撮った写真にコメントをつけたり、新聞を作るのが好きなので、評価されて嬉しいです。
【銀賞】村松東吾くん(興本小3年)
 まとめるのが大変でした。そろばんをやっているので、数字に強く、スクラップに生かせた。
【足立朝日賞】浦沢万理奈さん(綾瀬小5年)
 初めてのスクラップで大変だったが、ニュースのことがよくわかって良かったです。新聞は続けて読んでいきたいです。

写真①/審査委員、アダチンらとともに記念写真に納まった入賞者と父母の皆さん=千住旭町のあさひホールで
写真②/加藤審査委員長から表彰を受ける最優秀賞の武藤さん
写真③/武藤さんの力作
写真④/あいさつする本永足立成和信用金庫常勤理事
写真⑤/審査委員の左から半田、加藤、篠の各校長ら
掲載:2014年11月5日号
 10月11日(土)のあだち区民まつり「A‐フェスタ」のステージで、一味違うファッションショーが開かれた。 (さらに…)
掲載:2014年11月5日号
 千住でバレエ教室「バレエ・フレイグランス」を主宰し、 多くの後進を育成している中原由美子さんが、今年もシアター1010でクリスマス公演を行う。 (さらに…)
掲載:2014年11月5日号
 北千住駅西口のペデストリアンデッキ前に、6階建てのグルメビル「きたテラス」が完成、10月28日(火)にグランドオープンした。 (さらに…)
掲載:2014年11月5日号
 足立区をこよなく愛し、足立区に住み続ける俳優・ 川名浩介さんによるワークショップが、10月16日(木)と30日(金)に、寺地小学校(扇1丁目・豊嶋茂校長)で行われた。きっかけは、川名さんを掲載した足立朝日6月5日号「ピープル」記事。 (さらに…)
掲載:2014年11月5日号
 谷中中学校3年の徳永椋くん(北加平在住)が、リトルシニア硬式野球の全日本メンバーとして全米選手権大会(7月25日~8月3日/イリノイ州)に出場、見事優勝を果たした。10月6日(月)には区役所を訪れ、区長に優勝を報告した。 (さらに…)
掲載:2014年11月5日号
 都立東綾瀬公園・すいすいらんどそばの花壇で行われていたコンテストの結果が決まった。 (さらに…)