足立朝日

掲載:2021年5月5日号
 六町駅前商店会resk(レスク)=石鍋明夫会長=が、①買い物をする店舗が少ない地域の買い物支援②加盟店の飲食店支援③地域活性化――の3つの思いから移動販売車「GOGOレスク号」を3月25日(木)からスタートさせた。 (さらに…)
掲載:2021年5月5日号
 製品紹介よりも作り手の思いを前面に押し出した冊子「あだちものづくりの風」(A5版、19頁)が、足立区工業会連合会(4団体加盟)から発行された。製品が誕生するまでの過程を「風」と表現。読み手に冊子を読んでもらうことで、その風を感じてもらえるよう語りかけている。配布場所は、区役所や産業センター(千住)、JR北千住駅構内など。 (さらに…)
掲載:2021年5月5日号
 3月初旬、足立区の公園にツミ(一番小さい鷹の一種)が早くも姿を見せ始めた。暖冬の影響か、桜の開花に合わせるかのように例年より2週間も早い出現だ。これをいち早く知った野鳥カメラマンたちが、良いシーンをものにしようと、毎朝集まるようになった。 (さらに…)
掲載:2021年5月5日号
 3月25日(木)~28日(日)、三重県津市(サオリーナ)で行われた第48回全国高等学校選抜卓球大会に、足立学園の原田征輝さん(高2)が男子シングルスの東京代表として出場した。 (さらに…)
掲載:2021年5月5日号
遠藤佳三さん(えんどうけいぞう=演芸作家)
 4月14日、肺炎で逝去。84歳。通夜18日、告別式19日、シティホール西新井で営まれた。
 東京外国語大学中国科を卒業後、㈱博報堂に勤務。ハードな日常の中で「お笑いを書きたい」という夢を温め、昭和42(1967)年、念願の演芸作家に転身。大御所演芸作家・小島貞二に師事。
 日本テレビの人気長寿番組「笑点」の初期から携わる構成陣のチーフを務め、後進にポジションを譲ってからも番組に欠かせない人材として、仲間から慕われ続けた。「笑点」テーマ曲が流れる葬儀場に多くの関係者が訪れ、その逝去を悼んだ。緑と図書館の多い足立区を愛し、区内に住み続けた。
 怒濤の軌跡は、著書「東京漫才うらばな史」(青蛙房)に記されている。下記「この本」で紹介。
掲載:2021年5月5日号
 今年11月6日(土)に予定されていた「第43回足立の花火」は中止となった。区は「新型コロナウイルス感染症の厳しい状況が続いており、今後の感染状況なども見通せない」と説明している。
掲載:2021年5月5日号
①「社長戦力外通告」市川慎次郎著/プロスパー企画刊(非売品)
 「すさまじい本が出たな」――これが本書を読んでとっさに出た感想である。
 著者は、㈱中央シャッター、㈱横引シャッターの2代目社長の市川慎次郎氏(45)=写真右下。両社は、駅構内の売店などでお馴染みの横に引いて開閉する横引式のシャッターを約30年前に開発し、日本で特許を取得して製品化した会社。綾瀬6丁目に本社を構え、昨年創業50年を迎えた。足立ブランド企業にも選ばれ、NHKを始めマスコミに何度も登場している伸び盛りの企業だ。
 慎次郎氏は、昨年の本紙5月号「人」欄で紹介したように、先代で創業者の文胤氏の次男で、文胤氏の生き様や教えられたことなどを前作「親父の証明」という本で縦横に書いた。
 今回のこの本では、同氏の死後に起きた慎次郎氏本人が「悲惨」という事業承継の騒動とそれを見事に収拾した経過とやり方を、赤裸々につづった。そして、青春時代のことを付け加えて「市川慎次郎の自分史」とした。
 9億円あった借金をどうやって返したのか、また裁判までした実兄との信じられないような確執(というより決闘)の内容などが描かれているが、その解決方法が何ともユニークなのと、他の会社でも十分に使えるエピソードに満ちていて、興味深い自分史になっている。
②「お笑い作家の 東京漫才うらばな史」遠藤佳三著/青蛙房(税込2860円)
 4月14日、演芸作家の世界から一人の巨匠が天国へと旅立った。その人、遠藤佳三氏が遺した同書には、自身と漫才の歴史が詰まっている。
 博報堂の営業マンという安定した地位を捨て、夢見た演芸作家に転身することは人生の一大事であるが、妻・光世さんは乳飲み子を抱えながらも、あっさりと「やってみたら」。この力強い一言を得て、遠藤氏は昭和41年、30歳で夢に向かって走り始めた。
 縁あって、42年に大御所・小島貞二氏に師事したが、数百冊の資料を読破するところから始まった修行の道は険しかった。「お笑いを書きたい」一心で、与えられた課題を次々とクリアし、貪欲に学んでいく姿は圧巻だ。
 当時は空前のお笑い演芸ブーム。落語家では柳亭痴楽、林家三平、三遊亭歌奴の爆笑御三家、漫才ではコロムビアトップ・ライト、獅子てんや・瀬戸わんや、Wけんじ等々、大人気の演芸家がひしめき、テレビやラジオ、演芸場は最盛期を誇っていた。
 43年には、人気長寿テレビ番組「笑点」の構成メンバーに加わり、頭角を現した。55年からは若手漫才ブームが起き、三球・照代、セント・ルイス、ツービート、B&Bなどが台頭。
 多くの漫才師に台本を提供した遠藤氏の、お笑いへの飽くなき追求と才能が同氏を演芸作家の巨匠へと導いたが、常に「肩書無しの氏名のみの名刺」で、全人格をもってこの世界を駆け抜けた。合掌。
掲載:2021年5月5日号
4月号に寄せられた読者の紙面への感想を紹介します。
◆「綾瀬駅東口前の再開発が決まり、交通広場も造成されるとの記事。決着まで時間はかかりましたが、東口に交通広場が出来ることを知り、本当に良かったと思っています。タクシーやバスの乗り場が整備され、駅前が広く便利になることは、昔から希望してましたので、とてもうれしく思いました」(神明南、62歳、男性)
◆「大空へバルーンを飛ばす子どもたちの写真を見て、コロナ禍の中夢ある企画で学校生活の思い出をつくっていただいた方に感謝を申し上げたい。江北地域の子どもたちの笑顔が目に浮かびます。将来の夢に向かってレッツゴー!」(西新井、76歳、女性)
◆「毎号楽しみは、区内のトピックス。区内歩きもままならぬ昨今ですが、そのうちいつかのお出かけのための引き出しです」(西伊興、74歳、女性)
◆「この一年間のコロナ禍のもとで頑張り卒業した2433人の電機大学の学生さんは、千住の良いところをお分かりいただけたのでしょうか? たまには思い出して千住に遊びに来て欲しいモノですね」(千住曙町、70歳、男性)
◆「花畑散歩Dアンティーク家具の店紹介、今度ぜひ行って見たいと思います。そばまで何度も行っていますが気がつきませんでした」(梅田、74歳、女性)
◆「野鳥の記事も大好きです。イソヒヨドリ、可愛いですね。うちの近所ではオナガやヒヨドリ、ごくたまにメジロを目にすることがあります。スズメが減ってしまったのが寂しいです」(島根、41歳、女性)
◆「出没!アダチック天国、すごく面白そう。タイトルも某番組から拝借したような感じ。足立区は自虐に慣れているけど他人から言われると、カチンときたりして。ゆるい感じで足立区をアピールしてくれてうれしいです」(千住、53歳、女性)
◆「文教大学の場所もはっきりしたし、自然や食ほか、本当に興味が持てる情報で感心してます。今回はワイン酒場『2538』に行こうと思っています。主人と二人で空いてる時間に!」(青井、61歳、女性)
◆「4月1日、埼玉県八潮市から北千住に転居しました。以前から鉄道の関係でよく北千住駅や近郊を利用していましたが詳細はよく分かっていません。散歩しながらどんな店があるのか調査開始。さっそく新聞のためし読みをした所、5日配達のタブロイド版足立朝日を見て私のほしかった情報はまさにこれだ! と感激しました。地域の様々な情報が掲載され必要な記事はストックしています。今度北千住界隈の激安スーパーなど、生活に密着した記事内容をぜひお願いします」(千住寿町、66歳、男性)
◆「新連載の『お菓子なあだち』では、学生の頃、祖母の家に遊びに行った時を思い出しました。お膳の上には、ジャムサンドがいつもあり、部活のことや、将来の夢などの話をジャムサンドを食べながらしました。あれから40年……。初回の連載は祖母と再会できたようなうれしい記事でした」(大谷田、56歳、女性)
◆「花畑周辺のお散歩マップで、行ってみたいお店ができました。ベトナムのサンドイッチのお店、昔ながらの中華店です。どちらもおいしそう! 花畑公園を散歩してお腹をすかせてぜひ行きたいです」(佐野、49歳、女性)
掲載:2021年4月5日号
 東京メトロ綾瀬東口駅前の再開発問題がようやく決着した。交通広場造成のため、区が買い取る住友不動産の土地の売買価格が折り合ったことから、同社は凍結していた空き地地下の解体工事を4月末に再開する。10月頃から30階建て分譲マンションの建設と交通広場の工事がスタートする。
(さらに…)
掲載:2021年4月5日号
 文教大学が開学した花畑地域は自然がいっぱいの閑静な住宅地区だ。今回は「花畑周辺」をお散歩してみよう。
(さらに…)