足立朝日

掲載:2020年12月5日号
 足立学園(千住旭町40‐24)と足立区が11月11日(水)、「大規模水害時における緊急避難建物としての使用に関する協定」を締結した。 (さらに…)
掲載:2020年12月5日号
 10月31日(土)~11月3日(火・祝)、「足立区秋季ミニバスケットボール大会」が、総合・スイムスポーツセンターで開催された。新型コロナウイルス感染症のためジュニア大会が中止となり代替えの大会として実施。 (さらに…)
掲載:2020年12月5日号
 11月1日(日)、足立区総合スポーツセンター(東保木間2-27-1、TEL3859・8211)に障害の有無に関わらず安心してスポーツを楽しめる多目的広場「スペシャルクライフコート」が完成し、記念式典が行われた。 (さらに…)
掲載:2020年12月5日号
 東京江北ロータリークラブ(守屋裕之会長)が11月5日(木)、区役所で近藤やよい区長臨席の下、「足立区内子ども食堂へのサポートプロジェクト」として支援物資贈呈式を行った。 (さらに…)
掲載:2020年12月5日号
 11月23日(月・祝)、小林一茶ゆかりの炎天寺(吉野秀彦住職、六月3-13-20)で「第59回一茶まつり」が開催された。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一茶忌法要と全国小中学生俳句大会の特選・秀逸句の掲示のみ行われた。 (さらに…)
掲載:2020年12月5日号
花畑地区と埼玉県草加市の都県境に整備した毛長川を横断する新設橋「大鷲さくら橋」(特例都道内匠橋花畑線)が開通する。
 花畑七丁目から埼玉県草加市瀬崎七丁目地内をつなぐ長さ34・9m、幅員16・8mの2車線。この場所にはもともと人道橋があったが、車両の通行ができなかったため、周辺地域の交通利便性の向上などを目的として、平成27年度から橋梁整備工事を行っていた。平成31年3月に片側歩道を開放、今回、車道を含め全面開放となる。
 橋の名称は足立区の公募により決まったもので、花畑地区内にある「大鷲神社」と旧人道橋名の「さくらはし」に由来する。
 新型コロナ感染症拡大防止のため、式典等は行わない。交通開放後は、引き続きスロープ工事等が進められる
掲載:2020年12月5日号
沖山忠敏(おきやま・ただとし)=足立東部ポートボール連盟前会長
 足立東部ポートボール連盟前会長、フレンズミニバスケットボールクラブ代表の沖山忠敏氏が、11月21日(土)虚血性心不全により死去した。享年74歳。 (さらに…)
掲載:2020年12月5日号
★「危険なビーナス」東野圭吾著/講談社刊/900円+税
 この1年間で、第8刷を記録したラブ・サスペンスの面白さを、テレビドラマ界が見逃す訳はない。同書原作、妻夫木聡・吉高由里子主演のドラマを、毎週心待ちしているファンも多いことだろう。 (さらに…)
掲載:2020年12月5日号
11月号に寄せられた読者の紙面への感想を紹介します。 
◆「千住の古民家『ろじこや』の紹介は参考になります。古民家を有効活用し人の活気の戻る街づくりを応援します。手作りの物など販売する場所があると良いですね」(平野、43歳、女性)
◆「『はやぶさ2凱旋後援会』が楽しみです。タイムリーな記事でした」(島根、61歳、女性)
◆「千住汐入大橋のそばに住んでいます。そのような歴史があるとは知りませんでした。今は便利に使っています」(千住曙町、70歳、男性)
◆「お散歩マップにはいつも地域密着の素敵なお店が紹介されているので、参考になります。次回は新田地区のお店も紹介してください。美味しいパン屋さんがありますよ~」(新田、50歳、女性)
◆「毎号掲載される野鳥の写真(小久保彰さん撮影)がとても美しく、いつも素敵だと感心しています。また、野鳥に関する解説もあり、興味深く読ませて頂いております」(神明南、55歳、女性)
◆「足立成和信用金庫の足立区の地元振興のための活動にいつも関心・興味を持っています」(千住東、69歳、男性)
◆「足立区産の野菜など使ったレシピなど知りたいです」(西新井、54歳、女性)
◆「『あの町この店』のレストラン『さくら』で、毎月4回学びピアで学習の後食事をします。コロナ禍でも6月再開した後希望者で利用しています。定食のほか、メニューも多く特徴があり、その日の気分で楽しく食しております。夏の一時期7階の屋上で学習の人達とビアガーデンで楽しみました。学習の後、楽しみの時間帯です」(青井、64歳、男性)
◆「さすが地元紙、地域の産業や人々の動き、行政の動きを良く報道していますね。特に綾瀬駅東口の記事はgoodでした」(綾瀬、84歳、男性)
◆「エゾビタキがバッタをくわえている写真に感動しました。こんな様子はめったに見られないので、撮影してくださった方のご苦労に感謝です。足立区内で13種ものトンボが見られたことにびっくりです。また、13種は一般的と知り、足立の自然もすてたものではないと思いました。数え方が頭ということもわかりました」(青井、55歳、女性)
◆「ポンテポルタへ行く時にいつも源長寺の前を通りますが、新たに仁王像が建立されたのはとても素晴らしいことです。千住地区のランドマークの一つとなると思います」(日ノ出町、50歳、男性)
掲載:2020年11月5日号
 古民家の再活用が進む千住に、10月25日(日)、また新たなスポットが誕生した。路地裏寺子屋「rojicoya/ろじこや」(千住旭町36‐1)だ。「和文化体験ができる日本茶カフェ」というこれまでになかったコンセプトで、地域に芸術の風を吹き込む。

 築約90年の二軒長屋だった建物を、仕切り壁と天井板を取り払って解放感ある場に再生。高い梁と板張りの床、壁には漆喰、和紙と柿渋による風情ある要素が加えられ、落ち着いた和モダンの中で靴を脱いでゆったりとできる。
 「ろじこや」代表の米本芳佳さんは、書道家で二児の母でもある。これまでも、ママイベントやNPO「和文化継承委員会まほろば」の代表・榎本龍晃さんとともに、寺で子ども向けの和文化イベントなどを開催してきた。
 そんな中、千住で空き家再生の活動をしている「千住芸術村」の加賀山耕一代表と出会い、共感。「芸術村」が昨年6月に路地裏美術館「ROJIBI(ろじび)」として再生した建物を拠点に、「ろじこや」を立ち上げた。
 内装は、地域の大人や子どもたちの力を借りて、少しずつ改装。修繕費は当初予定の6月オープンに向けて参加イベントの収益を当てるはずだったが、コロナ禍で中止になったため、クラウドファンディングを活用した。
◆いつでも日本文化に触れられる場
 ユニークなのは、日本文化の講師が在籍し、いつでも気軽に体験できることだ。雅楽、舞踊、落語、書道、華道、茶道、さらに忍術、剣術といった漫画好きの子どもたちが憧れるものまで幅広い。
 これらの名称は誰でも知っているにも係わらず、実際に接したことのある人は少ない。米本さんはイベントで和文化との出会いを提供する中で、生で触れる機会の大切さを実感。
 「よくわからないと思われている雅楽も、目の前で初めて聞いた人が良かったと言ってくれる。体験してわかることがある。日本文化のルーツを知ることで、見えてくるものもあるのでは」。イベントで興味を持っても、気軽に継続して学ぶ方法がないことから、拠点の必要性を感じていた。
 千住の路地という立地も、思いを後押し。商店街や銭湯など町の面白さに加え、結婚・出産を機に福岡県から移り住んだ米本さんを、あたたかく受け入れてくれた懐の深さも魅力だという。「教える、教わるという世代間交流もできて、まちに顔見知りが増えることで防犯にもつながる」
 癒しのカフェ、学びの寺子屋、コミュニティの路地裏――それらを全て兼ねた贅沢な拠点を目指す。
 「和文化のセレクトショップ的なものにしたい」と米本さんは抱負を語る。
◆喜田家とコラボのどら焼きも
 カフェでは厳選した日本茶や和スイーツを提供。「ろじどら」は喜田家(本社=千住緑町)の黒糖入りの皮に、自家製抹茶クリームや梅を加えた餡などを挟んだオリジナルで、殺陣師の岡武蔵さんが考案。喜田家の田口恵美子社長が太鼓判を押す出来だ。日本酒を使った「サケアイス」もある。
 オープンニングセレモニーでは、約30人の関係者や支援者を前に、米本さんは書のパフォーマンスを披露。しなやかで躍動感ある「起」の一文字に「今日から始まる」との思いを込めた。
 続いて振付師のパーツ・イシバさんが米津玄師の「感電」と「パプリカ」のダンスで魅せ、未来を感じさせる船出となった。
【メモ】営業時間=午前10時半~午後5時(ラストオーダー=4時半)、水曜休。イベントはHPで。
【問合せ】Eメール

写真上/オープンセレモニーで米本さん(中列左から3人目)と榎本さん(前列右)
中/外観は地味だが、中には忍者や剣士が
下/講師の一人、振付師のパーツ・イシバさんがダンスを披露