足立朝日

掲載:2009年12月5日号
「会話」が弾ける関西弁の人情喜劇登場

 劇作家「わかぎゑふ」は、実に不思議な生きものである。人間の女性であることには間違いないが、演出家・エッセイストでもあり、俳優としても時には幼い子どもや少年、時には妖艶な女や淑女、時にはあっけらかんとした下町のお姉さん等々、身も心も変化自由なのだ。その根底には、某作家の秘書を務めた時期に「どんな仕事でも最初は必ず受けろ。受けるうちに自分の適性が判る」という言葉が生きている。
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掲載:2009年11月5日号
 千住のおじちゃん・おばちゃんたちが溺愛する「小松の亮太ちゃん」が、シアター1010に帰って来る!
 今回は「ザ・キング・オブ・タンゴ」と銘打って、あえてこれまで避けてきたタンゴの名曲を、バンドネオンの豊かな音色に乗せる。
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掲載:2009年10月5日号
足立区ゆかりの芭蕉がミュージカルに!

 深川から千住大橋のたもとに上陸し、この千住の地で人々と別れを惜しんで「みちのく」への旅に向かった松尾芭蕉。千住大橋北詰の大橋公園には、「奥の細道矢立初の碑」が粛然とした佇(たたず)まいを見せ、「足立区ゆかりの芭蕉」であることを物語る。
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掲載:2009年9月5日号
初の舞台化「だんだん」1010から

 お茶の間の視聴者を釘付けにしたNHK連続テレビ小説「だんだん」。マナカナの愛称で親しまれる三倉茉奈と三倉佳奈・双子姉妹の健気で清々しい演技に元気をもらい、「さあ、今日も頑張ろう!」と感じた人々は数知れない。
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掲載:2009年8月5日号
寂聴の現代語訳に原文の力を加味

 「源氏物語」の現代語訳はいくつもあるが、瀬戸内寂聴のものほど庶民に親しまれ、源氏の愛の世界を彷彿とさせるものはない。その寂聴源氏に演出家・鴨下信一が更に手を加え、希代の俳優・白石加代子と取り組む「源氏物語」が、いよいよシアター1010で上演される。 (さらに…)
掲載:2009年7月5日号
1秒間の早変わりで夢の世界へ

 「流し目のスナイパー/竜小太郎」が今年もまた、粋でいなせな芝居と、艶やかな舞踊ショーをシアター1010で繰り広げる。題して「竜小太郎/特別公演」。今回は、足立区を拠点に広く活躍する、あのブラジルの兄弟「響ファミリー」と、竜を温かく見守る俳優・長門勇が友情出演する。
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掲載:2009年6月5日号
宝田明
高らかに歌いあげる生命の循環と環境


 聖路加国際病院の日野原重明理事長の企画・原案によるミュージカル「葉っぱのフレディ~いのちの旅~」(原作=レオ・バスカーリア/訳=みらいなな・童話屋刊)が誕生してから10年。06年には皇后陛下が観劇をされ、大きな話題となった。
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掲載:2009年5月5日号
豪華俳優が極上の大人のミュージカル


 期待の「大人のロマンチック・コメディ・ミュージカル」が、5月にシアター1010で上演される。演目は「The Game of Love~恋のたわむれ~」(アルトゥア・シュニツラー原作、トム・ジョーンズ台本/作詞、勝田安彦翻訳/訳詞/演出)。 (さらに…)
掲載:2009年4月5日号
「正真正銘の芸人」による人情喜劇
 かしまし娘、磯野貴理、佐藤B作らによる爆笑演劇「やかましい人々」が、シアター1010にお目見えする。昨年、三越劇場で上演され、連日満員で観客を笑いと涙に包み込んだ人間ドラマだ。 (さらに…)
掲載:2009年3月5日号
演出家 是枝正彦(これえだ・まさひこ)
吉本人気芸人が日替わりで登場


 80年代にお茶の間を沸かせたテレビ番組「お笑いスター誕生」に、「キモサベ社中」の名で優勝し、一世風靡したコミックバンドを記憶する読者も多いことだろう。リーダーのキモサベポン太は、現在、演出家「是枝正彦」として妙におかしく、ジンワリと心温まり、静かに泣ける作品を世に送り出し続けている。 (さらに…)