足立朝日

立ち食い麺聞録 4杯目

掲載:2010年7月5日号
「富士三屋」
場所 京成電鉄成田線「京成関屋駅」、
東武伊勢崎線「牛田駅」の間


安くてボリューム満点

 京成関屋駅と東武線牛田駅は、向かい合う駅だが、乗り換えるには一度外に出なくてはならない。そのわずか約20mの間にあるのが立ち食いそばの「富士三屋」だ。
 乗り換えする人たちが、出し汁の匂いに誘われてお店の中へ入っていく。麺は少し太めで、つゆは濃いめ、低料金なのに量が多く、少ない時間で小腹が満たせるというのが魅力のお店だ。店内は広く、カウンターのみだが、20人ぐらいが立って食べられるスペースがある。
 ここは券売方式になっていないため、お店のおばちゃんに注文。メニューはかけそば270円、きつねそば350円、天ぷらそば350円など(うどんも可)。また、これから暑くなる季節には冷やしそば350円、冷やしたぬき430円、冷やし山菜460円など冷たいそば(うどん)もお勧め。トッピングは60円で玉子のみできる。


写真=上/たぬきそば350円
下/黄色いテントにレトロな店構え