足立朝日

笑顔のわっかを広げたいパワー全開バンド「NOXAH」で 元気になろう

掲載:2010年7月20日号

 足立区出身者2人+葛飾区出身者1人によるロック&ポップバンド「NOXAH(ノア)」がデビュー。「笑顔のわっか」パワーを引っさげて7月24日(土)、地元のイベントに出演する。
埼玉の音楽祭で優勝
 メンバーはギター&カホーン担当の「せいずぃー」(田村征路)さん、ボーカル&アコースティックギター担当の「ヒロヒデ」(田村英博)さん、ベース担当の「なおや」(高木直哉)さんの3人。同じ苗字の2人は兄弟で、ともに第十四中出身。なおやさんは葛飾区新宿出身。
 昨年11月、埼玉県蓮田市で開かれた「雅楽谷(うたや)の森MUSICアワード」の記念すべき第1回で見事優勝。副賞のメジャーデビューを獲得し、4月7日にユニバーサルミュージックからミニアルバム「THOUSANDS of SMILES~笑顔のわっか~」を発売した。ラジオのレギュラー番組(FM浦和/土曜午後8~9時)、イベント出演、ストリートライブなど、埼玉を中心に精力的に活動している。
 せいずぃーさんは高校時代から音楽活動を開始。ヒロヒデさんは、十四中時代は卓球漬けの日々で、大学では全日本青年大会で全国3位になるほどの実力の持ち主。その後音楽に目覚め、兄弟の目指す道が一つに。
 ライブで知り合ったなおやさんとともに、2004年にNOXAHを結成した。

笑顔を広げたい
 彼らの歌は幹がどっしりした木のように、あたたかくたくましい。恋の歌や、もっと大きな愛、懐かしい想いを綴ったもの、ノリのいい曲、バラードなど多彩だ。若者好みの今風の曲もあれば、オヤジ世代の青春が蘇るようなどこか懐かしさを感じさせる曲もあり、そのどれもが力強くしっかりと心に響く。ライブのお客さんの年齢も幅広い。
 作詞・作曲を主に担当しているヒロヒデさんは「幅広く、がコンセプト。身近に起こっていることや日常を歌にしている」。せいずぃーさんは「ライブには家族で来てくれる人が多い。笑顔がもっと広がれば」。なおやさんは「楽しくやっているということを感じてもらえるように、オーラを出している」と話す。小中学校での演奏や、区内に音楽フェスタがあれば、出たいという抱負もある。
 「 〝輪〟は良くあるけど〝わっか〟はなかなかないのが、いいでしょ」。いつか両手を広げて、世界中の人たちと笑顔のわっかをつなげたい。そんな想いを込めて、3人は歌い続けている。

【デビューCD発売中】
 1stミニアルバム『THO
USANDS of SMILES~笑顔のわっか~』(ユニバーサルミュージック/税込
1500円)。「ウタヤソラ」「かげおくり」「ハッピネス」など全7曲。全国のCDショップで発売中。携帯サイトで視聴できる。


【GO! GO! サマーフェスタ2010】
 地域の小中学校やグループが演奏やダンスを披露する、伊興町自治会納涼夏祭りのステージに出演! 演奏後はCD販売、サイン会もある。サポートメンバーとして第十四中吹奏楽部出身の知花美恵子さんが、サックスで参加。NOXAHの出演は午後5時10分から40分間。
 主催は同自治会(湯川豊明会長、阿出川昌浩実行委員長)。「平成22年度東京都地域の底力再生事業助成」対象事業。
場所 大境公園(西竹の塚1‐9、第十四中南側、「竹ノ塚駅」徒歩3分)
日時 7月24日(土)午後2時半~8時(雨天中止)
問合せ TEL3899・6473川原井(副会長)

写真=上/左からなおやさん、ヒロヒデさん、せいずぃーさん
下/「THOUSANDS of SMILES~笑顔のわっか~」