足立朝日

「日の出」

掲載:2011年1月5日号
撮影=浅間誠次さん(76)=関原2丁目在住
 お正月の日の出の光景は、神々(こうごう)しい。人々は、日の出に新年の希望を託す。
 写真は、昨年の正月三カ日に浅間さんが、梅田ポンプ場付近の荒川土手から撮影したもの。右側の建物が学びピア21。「この場所は、学びピアがちょうど入るので、狙っていました。6時45分くらいだったでしょうか。日が昇り始めると、空や水面が徐々に淡いオレンジ色に染まり、すがすがしい空気があたり一面に漂って、いい感じでした」と浅間さん。
 浅間さんは、毎朝5時くらいに家を出て、足腰を鍛えるため、仲間4、5人とジョギングをするのが日課になっている。この日は、カメラを持って走った。梅田ポンプ場近くまで来ると、仲間と別れ、シャッターチャンスを待った。
 「今年は、学びピアの右側に、工事中のスカイツリーが入って、もっといい感じになると思います」
(選者・学芸員 小林基治=日本写真会同人)