「成井豊ドラマ・リーディング教室」スタート!
人間の優しさ素晴らしさを軸に、喜怒哀楽を舞台に乗せる演劇集団キャラメルボックス。その代表・成井豊がシアター1010で毎年講師を務めるワークショップ「ドラマ・リーディング教室」が大盛況だ。
極度の教育困難校で教鞭を執っていた元高校教員の成井にとって、どんなに過密スケジュールの中でも、教えること、そのための準備をすることは全く苦にはならない。芝居の世界への転向は、例え自分の授業が他の教員より勝っていても、彼らは24時間教員で在り続ける覚悟があると悟ったこと。50分の授業を燃焼し切る成井は、どんなに生徒に人気があっても、彼らにはかなわないと思ったという。「授業は、いわば持ち時間50分の成井豊ショー。生徒が今日の授業でこれを手に入れたと思えるものがひとつはなければ、授業としては失敗。芝居の稽古もワークショップもその意味で同じなので、その時間をピンポイントで全力投球するやり方に向いている」と自己分析。成井は「ソフトもハードも素晴らしいシアター1010がある足立区民が羨ましい。活用しなければもったいない!」と訴える。
受講者は、8月20日(土)からスタートするレッスンで成井メソッドを学び、10月23日(日)にその成果を観客の前で発表する(午後2時、稽古場1、無料)。さらに、ドラマ・リーディング教室で「文化ボランティア」を募集予定。詳細は後日、シアター1010ホームページで発表。
東日本大震災後、社会基盤が揺るぎ、その余波は演劇界も直撃した。キャラメルボックスも、予定公演が次々と中止になり、大きな打撃を受けた。その状況にあっても、成井はじめメンバー一同、被災地での公演実現に向けて、現在走り続けている。6月には通常公演に加え、緊急公演をサンシャイン劇場で上演。最小限の舞台装置・照明・音響による宮沢賢治の童話を題材に4作品を準備し、今後、被災地のどこででも上演できる体制を整えている。まずは、8月には新たに2作品を東京・名古屋・神戸で上演する。観劇をすることで、被災地公演を応援する方法もある。詳細は「演劇集団キャラメルボックス」で検索し、ホームページを参照。
人間の優しさ素晴らしさを軸に、喜怒哀楽を舞台に乗せる演劇集団キャラメルボックス。その代表・成井豊がシアター1010で毎年講師を務めるワークショップ「ドラマ・リーディング教室」が大盛況だ。
極度の教育困難校で教鞭を執っていた元高校教員の成井にとって、どんなに過密スケジュールの中でも、教えること、そのための準備をすることは全く苦にはならない。芝居の世界への転向は、例え自分の授業が他の教員より勝っていても、彼らは24時間教員で在り続ける覚悟があると悟ったこと。50分の授業を燃焼し切る成井は、どんなに生徒に人気があっても、彼らにはかなわないと思ったという。「授業は、いわば持ち時間50分の成井豊ショー。生徒が今日の授業でこれを手に入れたと思えるものがひとつはなければ、授業としては失敗。芝居の稽古もワークショップもその意味で同じなので、その時間をピンポイントで全力投球するやり方に向いている」と自己分析。成井は「ソフトもハードも素晴らしいシアター1010がある足立区民が羨ましい。活用しなければもったいない!」と訴える。
受講者は、8月20日(土)からスタートするレッスンで成井メソッドを学び、10月23日(日)にその成果を観客の前で発表する(午後2時、稽古場1、無料)。さらに、ドラマ・リーディング教室で「文化ボランティア」を募集予定。詳細は後日、シアター1010ホームページで発表。
東日本大震災後、社会基盤が揺るぎ、その余波は演劇界も直撃した。キャラメルボックスも、予定公演が次々と中止になり、大きな打撃を受けた。その状況にあっても、成井はじめメンバー一同、被災地での公演実現に向けて、現在走り続けている。6月には通常公演に加え、緊急公演をサンシャイン劇場で上演。最小限の舞台装置・照明・音響による宮沢賢治の童話を題材に4作品を準備し、今後、被災地のどこででも上演できる体制を整えている。まずは、8月には新たに2作品を東京・名古屋・神戸で上演する。観劇をすることで、被災地公演を応援する方法もある。詳細は「演劇集団キャラメルボックス」で検索し、ホームページを参照。