足立朝日

10月22日(土) 魚市場でコンサート 足立智美&公募の80人が即興曲

掲載:2011年10月5日号
 足立市場(千住橋戸町50)を舞台に、パフォーマーで作曲家の足立智美さんと、応募で集まった約80人の演奏者たちによる即興的音楽のコンサート「ぬお」が開かれる。
 区の事業・アートアクセスあだち2011が、「音」をテーマに、人と人、人と場所、人とアートなど様々な縁を結ぶ「音まち千住の縁」をテーマに進めている市民とアーティストの協働プロジェクトの一環。
9月23日(金)に市場で行われた説明会には、約50人が参加した。集まった顔ぶれは三味線、ギター、ウッドベース、管楽器などを手にした個性的な面々。足立さんの誘導で、一列に並んで順番に音を出したり歩き回ったり、とユニークな演奏を体験した。
 南埼玉郡からボンゴという打楽器で参加した千ヶ崎嘉彦さんは、「ジャズやラテンのバンドを組んで演奏してきたが、メロディも楽譜もない、そのときの指示に応じて演奏するのは初めてで新鮮。ある意味、違和感もあるが、この先に何が広がっていくのかなというワクワク感を感じている」と話した。
 当日は数量限定でねぎま鍋もふるまわれる。
【日時】10月22日(土)午後4時~5時(3時半開場)※雨天の場合は29日(土)に順延
【場所】足立市場(「北千住駅」徒歩20分、京成線「千住大橋駅」徒歩3分)
【料金】無料
【問合せ】TEL6806・1740アートアクセスあだち2011「音まち千住の縁」事務局(月~金曜・午後1時~6時)

写真/説明会では、様々な楽器の個性が融け合った=足立市場で