撮影=奥山弘子さん=大谷田3丁目在住
汗だくの夏が終わり、ようやく秋が訪れた。ここ、大谷田5丁目にある東渕江庭園にも秋がやって来た。郷土博物館の建物と見事に調和した美しい和風庭園。奥山さんは、家の近くのこの庭園が大好き。「とても癒(いや)されるんです。お散歩ができるようになっていて、滝とかせせらぎもあるし……」
ふと、築地塀(ついじべい)を見ると、秋の柔らかい日差しが影を作っている。美しい。じっと見とれる。そして、シャッターを切る。
この庭園は、造園家の故・小形研三氏が設計したもの。豪奢な石組みや常緑樹が少なく、植栽は雑木が主体という作り。この野趣あふれる作りが、癒しにつながっているのかもしれない。「昨年は、モミジを始めとした紅葉がとてもきれいでしたが、今年はどうでしょうか。とても楽しみです」。奥山さんは、次のシャッターチャンスを狙っている。
【交通】JR亀有駅北口からバス「八潮駅南口」行き「足立郷土博物館」下車か「六ツ木都住」行き「東渕江庭園」下車。もしくは、綾瀬駅西口から「六ツ木都住」行き「東渕江庭園」下車。郷土博物館はTEL3620・9393。
(選者・学芸員 小林基治=日本写真会同人)
汗だくの夏が終わり、ようやく秋が訪れた。ここ、大谷田5丁目にある東渕江庭園にも秋がやって来た。郷土博物館の建物と見事に調和した美しい和風庭園。奥山さんは、家の近くのこの庭園が大好き。「とても癒(いや)されるんです。お散歩ができるようになっていて、滝とかせせらぎもあるし……」
ふと、築地塀(ついじべい)を見ると、秋の柔らかい日差しが影を作っている。美しい。じっと見とれる。そして、シャッターを切る。
この庭園は、造園家の故・小形研三氏が設計したもの。豪奢な石組みや常緑樹が少なく、植栽は雑木が主体という作り。この野趣あふれる作りが、癒しにつながっているのかもしれない。「昨年は、モミジを始めとした紅葉がとてもきれいでしたが、今年はどうでしょうか。とても楽しみです」。奥山さんは、次のシャッターチャンスを狙っている。
【交通】JR亀有駅北口からバス「八潮駅南口」行き「足立郷土博物館」下車か「六ツ木都住」行き「東渕江庭園」下車。もしくは、綾瀬駅西口から「六ツ木都住」行き「東渕江庭園」下車。郷土博物館はTEL3620・9393。
(選者・学芸員 小林基治=日本写真会同人)