足立朝日

朝日新聞杯足立東部ポートボール連盟

掲載:2011年11月5日号
 9月25日(日)~10月23日(日)まで、区内の小学校体育館で行われてきた足立東部ポートボール連盟(沖山忠敏会長)主催の「2011朝日新聞杯ミニバスケットボール大会」(足立朝日、朝日学生新聞社、日刊スポーツ後援)の決勝戦が、10月23日(日)辰沼小体育館で行われ、男子はブルースカイ、女子はさつきクラブが優勝、晴れの朝日新聞杯を受け取った。今大会は、東日本大震災発生に伴い会場が使えないなど練習不足の中で、いつにも増した熱戦が行われ、父母の大声援が飛ぶ大会となった。

 10月23日、辰沼小体育館には、朝から各チームの選手、父母ら約200人が集まり、すごい熱気。
 男子決勝戦は、さつきクラブを99対16で破ったブルースカイと朝鮮第四を41対33で下し初の決勝進出を果たした関原ダンクが対戦したが、ブルースカイが77対19と関原を寄せ付けずに大差で破って優勝、春の新人戦優勝の勢いを見せ付けた。また、女子は扇MAXを31対26で下したチーム翔(かける)とフラワーロックスを66対42で破ったさつきクラブとの対戦となったが、抜きつ抜かれつのシーソーゲームの末、さつきクラブがラストに力を出して39対33で勝ち、チーム翔の連覇を阻止、歓喜の優勝カップを手にした。
 今回の参加チームは、扇MAX、さつきクラブ、新田、関原ダンク、千住クラブ、チーム翔、朝鮮第四、渕江クラブ、フラワーロックス、ブルースカイ、フレンズ。熱戦は、扇、千寿第八、辰沼、中川北、六木の5小学校体育館で繰り広げられた。
 辰沼小で行われた表彰式と閉会式では、沖山会長が各チームにねぎらいの言葉をかけ、「みんなの目が輝くいいゲームをやってくれてありがとう。保護者の方々もお子さんの頑張る姿を見て感激したことでしょう。みんなは、新聞を読んで体と同時に心も鍛えてください」と挨拶。また、足立区内の朝日新聞販売店(ASA)を代表して岩城善之足立朝日社長が「すばらしいゲームに勇気づけられた。この大会は、区内のスポーツ大会で区内の朝日新聞の販売店が唯一後援している大会です。今後も応援しますので、大いに頑張ってください」と激励した。
 表彰式は沖山会長と岩城善之社長が、足立朝日、朝日学生新聞社、日刊スポーツ提供の優勝カップやメダル、記念品などを贈った。
 大会結果は次の通り。
【男子】①ブルースカイ②関原ダンク③さつきクラブ、朝鮮第四
【女子】①さつきクラブ②チーム翔③フラワーロックス、扇MAX
【最優秀選手賞】成沢汰一(ブルースカイ、六木小6年)、西山沙也香(さつきクラブ、東加平小6年)
【優秀選手賞】齋藤未来(関原ダンク、本木小6年)、佐藤美佑(チーム翔、大門小6年)

写真/男子優勝のブルースカイ(上)、女子優勝のさつきクラブ


選手たちに賞品を渡す沖山会長(左)と岩城社長=辰沼小で

◆ブルースカイ・渡部聖二監督の話
 練習時間が少なかったのですが、子どもたちが短い時間に充実した練習をしてくれた結果が出たと思います。ほめて上げたいですね。
◆さつきクラブ・佐藤泰祥(やすよし)監督の話
 ヒヤヒヤの勝利でした。スタートでは負けていたが、後半気合が入りましたね。「いつも通りやってくれれば勝てる」と信じていました。