足立朝日

日米桜交流100周年記念 「桜エール」発売開始

掲載:2011年11月5日号
 レーガン桜の酵母からビールが誕生! 千住の酒屋さんの有志の集まり酒千会(成田一司会長=「成田酒店」店主)が、新潟市にある「新潟ビール」に依頼して作っていた「あだち桜ビール(発泡酒)」がついに完成した。10月の区民まつりでプレ販売を行ったところ、「おいしい」と大好評で、発売時期を1カ月前倒しして11月から本格販売を開始した。
 この「桜ビール」の商品名は「桜エール」(350複378円)。足立区の花・桜の応援団として「エールを送る」という意味と、上面発酵で醸造されたビールのことをエールと呼ぶ2つの意味から名付けられた。4月に採取した舎人公園のレーガン桜の酵母が働いて、桜の風味がしっかりとする桜色のオシャレなビールになった。甘味があり、大変飲みやすくなっているため、区民まつりの会場では女性から大好評だった。千住をアトリエに活躍するなかだえりさんがデザインしたラベルやポスターも、見事なレーガン桜が描かれていて、こちらも大人気。
 現在、会では発売開始を記念してぬりえ企画を行っている。酒千会の各店と喜田家に置かれたチラシの裏に描かれたぬり絵を小・中学生を対象に募集し、3月24日(土)~29日(木)まで区役所1階アトリウムで展示会を開催する。優秀作品には様々な賞を準備中。2月末が締切。
 今後は、昨年10月に発売したリキュール「あだち五色桜物語」とのセット販売なども検討している。
【問合せ】TEL3881・6056成田酒店

写真上/桜色、桜の香りがする桜エール
下/プレ販売は大盛況=10月、区民まつりで