足立朝日

　今年もイルミネーションきらめく季節がやってきた。竹の塚地域で「光の祭典２０１１」が今月２日（金）からスタートした。竹ノ塚駅からメイン会場の元渕江公園までの街路樹と、園内のオブジェが赤、緑、黄色など様々な色で街を輝かせる。そこで、今回は元渕江公園がある保木間地域のオススメのお店を紹介しよう。

Ａイベントは17日（土）と18日（日）
　今年の光の祭典のテーマは「光キラメキ　こころトキメキ　一緒にがんばろう東北」。３月に起きた東日本大震災により、昨年より開催期間を短くし、電力消費量を抑えるなどしての開催だ。
　期間中点灯時間は、午後５時～10時まで。ただし、園内は午後９時までなのでご注意を。ステージショーや模擬店などのイベントは、17日（土）と18日（日）の午前11時～午後６時（18日は午後８時まで）に開催する。
　また、今年も16日（金）まで足立区産の金平糖をガチャポン販売（１回２００円）する。場所は、区役所１階区民ロビー、生物園、シアター１０１０、元渕江公園、千住街の駅の５カ所。金額の一部が東日本大震災の義援金として寄付される。
【問合せ】TEL３８８０・００３９お問い合わせコールあだち
Ｂ家庭的な沖縄料理の店
　まるで、自分の家にいるようにくつろげる沖縄料理のお店「竹仙（ちくせん）」（保木間１‐37‐16、TEL３８５９・８１４３）からは笑顔が絶えることがない。
　同店は、荒井正之店主（57）が昭和57年（１９８２）に割烹・日本料理の店としてスタートした。時代の流れとともに、現在は奥さんの出身地にちなんで「沖縄料理」のお店として地元の人たちから愛されている。
　料理は、沖縄から食材を取り寄せて作る。店主のオススメは、沖縄そば（７８０円）、沖縄県の恩納村（おんなそん）産の海ぶどう（６８０円）、島らっきょ（４８０円）など。味は、東京の人にも、沖縄の人にも受け入れられる味に改良をすすめてきた。
　荒井店主は「お客さん同士も気軽に話し合えるお店です。沖縄ならではの〝ゆったり〟とした雰囲気を感じてくれたら嬉しいです」と話す。
【営業時間】午後５時～午前２時、年中無休
【交通】「竹の塚駅東口」から東武バス「六町駅」行きで「第四都住」下車徒歩４分
Ｃ隠れ家的なカフェバー
　カフェ＆バー「Fellow’s（フェローズ）」（東保木間１‐26‐１、TEL０５０・３５６５・４１２５）は、吉岡恵一店長（27）が、２年半前にオープンした住宅街にある隠れ家的なお店だ。
　同店では、毎月第４土曜日の午後９時～、フェローズナイトという１人２０００円でフード持ち込み自由の３時間飲み放題のイベントを開催している。また、自分と同じ趣味の人が集まれる様々なイベントを企画・開催している。今までに開催したものでは女性アイドルグループももいろクローバーＺや、漫画ワンピース好きが集まるイベントを開催。そのイベントのためだけに吉岡店長がオリジナルメニューを考え提供しているのも、ファンにとっては嬉しい。「今後もお客さんから
〝○○好きな人を集めたい〟というイベントをどんどんやっていきたい」と吉岡店長。HP
★「足立朝日見た」で１０００円引き
【営業時間】午後６時～午前０時、年中無休
【交通】「竹の塚駅東口」から東武バス「六町駅」行きで「足立総合スポーツセンター入口」下車徒歩４分
Ｄ大人の贅沢な趣味〝模型〟専門店
　保木間２丁目の、和風の建物に「車模型」と書かれた大きな旗が目立つ建物がある。ここは、海外生産の多い中、全て自社で設計・製造・販売をしているレーシングキット（車の模型）の会社「モデルファクトリーヒロ」に併設された直営店「barchetta（バルケッタ）」（保木間２‐３‐８、TEL５８５１・９３６６）だ。
　すべて日本製でクオリティー（完成度）が高いため海外のファンも多い。店内には、約４００台の模型が展示され、その模型を見るために訪れる人も多い。また、同社はフェラーリの版権を所持しているため、車体の裏側など細かい部分まで実車データを元に製造しているのもファンから支持されている。
　通常、模型は初心者向けの物が１万５０００円～で、お店で塗装の仕方などをレクチャーしてくれる。また、同店に展示してある物を受注生産すると、エンジンの模型が搭載されていない車で８万円～、エンジンがあるものは20万円～となっている。
【営業時間】正午～午後８時（平日）、午前11時～午後８時（土・日・祝）、水曜定休
【交通】「六町駅」から東武バス「足立総合スポーツセンター前」経由「竹の塚駅東口」行きで「足立総合スポーツセンター」下車徒歩６分

写真Ａ／メインツリーのイルミネーションは圧巻＝昨年の光の祭典で
Ｂ／店主自慢の沖縄料理の数々
Ｃ／店長オススメのカルボナーラごはん（７００円）
Ｄ／ズラリと並ぶ車の模型