足立朝日

新田商店街 商店街マップを作りPR大作戦

掲載:2011年12月5日号
 総面積20haの工場跡地にハートアイランドなどの新住宅街が誕生し変貌著しい新田地域で、新田商店街(古内政勝理事長、約50店舗加盟)が、区の援助を借りて商店街マップを作製したほか、公園内で模擬店を出したりして、新住民に対するPRを行うなど活動を強めている。
 このPR大作戦は「新住民に商店街のことを知ってもらい、買い物などで利用してもらおう」と始めたもの。A3×2の大きさで8つ折にできる商店街マップ(約8千部)は11月に出来上がった。表面は、地域全体の地図にお店を配置、裏面に48のお店を各店2枚ずつの写真と営業時間、定休日、一口コメントでまとめ、これに病院や公共機関、未加盟店など18軒を加えて紹介、さらに区民事務所や学習センター、福祉施設、保育園・幼稚園、学校、郵便局などの「くらしと生活」の連絡先が入った使い勝手のいいマップにした。
 PR大作戦は、小中一貫校「新田学園」隣に誕生した広大なさくら公園の一角で、3月から5回にわたって実施。模擬店を出し、野菜の特売なども行った。11月6日(日)には、MAPも配布し、喜ばれた。
 古内理事長は「このマップを手に、商店街のことを地道にPRし、皆に利用してもらえるようにしたいです」と語っている。

写真上/商店街マップ
下/模擬店の横で地図を広げる西村商店街副理事長=さくら公園で