足立朝日

渕江小 110周年 新たな 10年に 向けて

掲載:2011年12月5日号
 渕江小学校(西保木間1丁目)で11月5日(土)、創立110周年の記念式典と祝賀会が開かれた(創立110周年記念事業=横山準一校長、河内輝雄協賛会長、太田義久実行委員長、吉岡秀典PTA会長)。
 明治34年に東京府南足立郡渕江村渕江尋常高等小学校として誕生。1万1694人を輩出、現在24クラス、600人が学ぶ。
 花壇には6年生が制作したプレート、式典会場の体育館には5年生がろうけつ染めを使って描いた和紙の帯が飾られ、華を添えた。また、ハチをアレンジした110周年記念キャラクター「ふっち」や、同記念歌「つながる」も作られ、午前中の児童の式典で全員が合唱した。
 挨拶で横山校長は、区研究奨励校として、外国語のコミュニケーション能力向上、百人一首・和楽器など伝統に親しむ授業などの取り組みを上げ、「110周年は節目であり、新たな10年のスタート。教育目標のよく考え進んで実行する子、心も体もきたえる子、なかよく助け合う子の育成のために、一層の充実を図る」と語った。
 約280人の出席者を前に、6年生が八木節を披露。祝賀会には近藤やよい区長も駆けつけた。

写真/6年生が八木節を披露=渕江小で