千住元町33‐4
今回は、千寿七福神(8面参照)の寿老人が祀(まつ)られている「元宿神社」のご紹介。ご祭神は誉田別命(ホムタワケノミコト)、倉稲魂命(クライナタマノミコト)。例祭日は9月15日。
同社は安土桃山時代の天正元年(1573)に、甲州から移り耕地を開墾した人々の守護神八幡神が鎮守として祀られたのが始まり。昭和6年(1932)に町制実施に伴い、元宿の地名を残すため八幡神社を元宿神社と改名して現在に至る。
境内には、足立区有形文化財として登録されている庚申塔と感旧碑がある。感旧碑は、荒川放水路の開削により、祖先が苦心して開拓した耕地が河川敷となり、多くの人々が悲しみの中、この地を離れなければならなかったことを記した碑だ。
また、3月11日に発生した東日本大震災により明治38年(1906)建立の鳥居が破損したため、同社を含む5体の千寿七福神像や千住市場前にある芭蕉像を建造した千住の坂本石材が、今年9月に鳥居を新築した。
【問合せ】TEL3881・2857渡邊宮司
【交通】「北千住駅西口」より東武バス「西新井大師」行きで「千住桜木」下車徒歩約2分
写真上/新しい鳥居が参拝客を出迎える
下/ボケ封じの神様「寿老人」

同社は安土桃山時代の天正元年(1573)に、甲州から移り耕地を開墾した人々の守護神八幡神が鎮守として祀られたのが始まり。昭和6年(1932)に町制実施に伴い、元宿の地名を残すため八幡神社を元宿神社と改名して現在に至る。

また、3月11日に発生した東日本大震災により明治38年(1906)建立の鳥居が破損したため、同社を含む5体の千寿七福神像や千住市場前にある芭蕉像を建造した千住の坂本石材が、今年9月に鳥居を新築した。
【問合せ】TEL3881・2857渡邊宮司
【交通】「北千住駅西口」より東武バス「西新井大師」行きで「千住桜木」下車徒歩約2分
写真上/新しい鳥居が参拝客を出迎える
下/ボケ封じの神様「寿老人」