足立朝日

足立学園の吉本くん ソフトバンクホークスに入団

掲載:2012年1月5日号
 「下町のダルビッシュ」こと足立学園の吉本祥二くん(3年)が、12月16日(金)、区長を表敬訪問した。
 吉本くんは、11月のドラフト会議で2位指名を受けたソフトバンクに入団。12月10日に福岡で契約と入団発表を行い、今月8日から福岡入りする。背番号は33。
 今の抱負は「新人自主トレが始まるので、しっかりついていけるようにしたい」。球団からも最初の課題として体力づくりを挙げられており、ドラフト指名後は野球部の練習場で、走り込みを増やしたトレーニングを続けてきた。「3~4年後にはローテーションで投げられるようになりたい」と、力強く未来を見据えている。
 初の寮生活に不安もあるが、好きなEXILEの音楽を持っていくそうだ。
 近藤区長は「期待に応えようと焦らず、パッと咲いてパッと散るのではなく、長い間キラリと光る魅力ある選手になって欲しい」とエールを贈った。
 足立学園からドラフト指名でのプロ野球選手誕生は、吉本くんが初。昭和30年代には、卒業生の上條皇裕選手と石井晶選手がプロ入りしており、ドラフト制度以前を含めると3人目となる。

写真/区長に報告する吉本くん=区役所で