撮影=菅野(すげの)弓子さん=東和1丁目在住
菅野さんが北千住駅を降りると、聞こえてきたのは、大好きな南米アンデス地方の音楽・フォルクローレ。「ケイナー(縦笛)の音が独特で、すぐわかりました」と菅野さん。ペデストリアンデッキと呼ばれる西口駅前のデッキに上がると、そこには写真の光景があった。音楽を奏でるのは4人。その独特の響き、音楽は駅前をゆったりとした雰囲気で包んでくれていた。「子ども連れの方は必ず立ち止まって聞いているし、手拍子をする女性もいてね。皆さん、くつろいでいて、こういう時間の流れはいいですね」と菅野さん。
ここ、北千住駅西口のペデストリアンデッキは、駅前広場の拡張、商業の拠点作りなどを目的に、西口再開発事業の一環として作られ、文化施設のシアター1010、商業施設の北千住マルイのオープンと合わせて、8年前の平成16年(2004年)に完成した。デッキの上では、様々なグループが音楽を奏でたりして、ちょっとした発表の場になっている。また、「千住のまちを花でいっぱいに」を合言葉に結成された住民グループ「千住花花会」(約30人)がデッキ上のプランターの管理を行い、季節に合わせた花を植えるなどの活動をして〝うるおい〟を演出している。
(選者・学芸員 小林基治=日本写真会同人)
菅野さんが北千住駅を降りると、聞こえてきたのは、大好きな南米アンデス地方の音楽・フォルクローレ。「ケイナー(縦笛)の音が独特で、すぐわかりました」と菅野さん。ペデストリアンデッキと呼ばれる西口駅前のデッキに上がると、そこには写真の光景があった。音楽を奏でるのは4人。その独特の響き、音楽は駅前をゆったりとした雰囲気で包んでくれていた。「子ども連れの方は必ず立ち止まって聞いているし、手拍子をする女性もいてね。皆さん、くつろいでいて、こういう時間の流れはいいですね」と菅野さん。
ここ、北千住駅西口のペデストリアンデッキは、駅前広場の拡張、商業の拠点作りなどを目的に、西口再開発事業の一環として作られ、文化施設のシアター1010、商業施設の北千住マルイのオープンと合わせて、8年前の平成16年(2004年)に完成した。デッキの上では、様々なグループが音楽を奏でたりして、ちょっとした発表の場になっている。また、「千住のまちを花でいっぱいに」を合言葉に結成された住民グループ「千住花花会」(約30人)がデッキ上のプランターの管理を行い、季節に合わせた花を植えるなどの活動をして〝うるおい〟を演出している。
(選者・学芸員 小林基治=日本写真会同人)