足立朝日

●住区センター制度開始25周年

掲載:2005年10月5日号
記念式典開催

 足立区では住区センター制度開始25周年を迎え、9月12日に区庁舎ホールで記念式典が行われた。鈴木恒年区長、新井ひでお区議会議長ら来賓、各館の委員長などが列席。
 住区センターは児童館、老人館、学童保育、集会室の機能を合わせ持ち、自主管理運営されている足立区独自の施設。集会室貸し出しの自主管理をしている自治体は他にもあるが、複合施設としてそれぞれの委員会が事業を展開し成功している例は全国的にも珍しい。昭和55年のスタート時には3館だったが、現在は 46館。少子化にも関わらず年々利用者は増加しており、子どもからお年寄りまで幅広い層に利用され、地域に根付いている。
 主催の足立区住区センター連絡協議会の廣川和一会長は挨拶で「25年間、自主管理で続くのは地域の方が心をこめてやっているからでは。地域と官、子どもからお年寄りまで一体となって、今後も46館が発展していけるよう尽力を」と述べた。
 制度発足時に創設された梅島住区センター、青井住区センター、江北コミュニティセンターに対し、区長から感謝状が贈呈された。
 記念講演では坂田道夫区民部長が「住区センター制度25年の歴史と区民との協働について」をテーマに講演。これまでの成功の秘訣や、今後の展望などについて語った。


挨拶する廣川会長