足立朝日

水野介護老人保健施設竣工 西新井6丁目に 218床

掲載:2012年3月5日号
 西新井6‐24‐13に建設中だった水野介護老人保健施設が竣工し、2月25日(土)、関係者を招いて祝賀会が行われた。約4700㎡(約1400坪)の敷地に建てられた鉄筋4階建て、218床の介護老健施設は、ベッド数では全国で2番目になる大きな施設で、行政も注目している。
 介護老人保健施設とは、病院などでの治療が終わり病状が安定している高齢者を受け入れる施設だが、現状は自宅での受け入れが困難、特別養護老人ホームの空きがないなどの理由から、老健への入所を待つ長期入所者が増えている。病院と在宅の中間施設という位置づけ。
 祝賀会には、西野知之足立区福祉部長、吉岡茂区議会議長を始め、区内の医療、老健施設、特養ホーム関係者ら約180人が出席。この施設を建てた特定医療法人社団・昭愛会の水野昭平理事長は「永年の夢であった老健施設が、各方面の協力でようやく完成した。今後は、日本一のサービスを提供する老健施設を目指して努力していきたい」と挨拶した。
 同施設は、施設長に岡田正彦新潟大学医学部予防医学講座主任教授を迎え、スタッフを揃えて、4月にオープンする予定。
【メモ】同施設は、TEL3898・0022

写真/4月オープン予定の4階建てのきれいな施設