足立朝日

足立税務署 e-Taxで 申告を楽に 懸垂幕で呼びかけ

掲載:2012年3月5日号
 今年も確定申告の提出と納付が始まっている。
 足立税務署ではインターネットでの確定申告=e‐Taxを広く知ってもらおうと、最終日の3月15日(木)までマルイ北千住店に懸垂幕を掲げ利用を呼びかけている。懸垂幕は納税貯蓄組合連合会、青色申告会、法人会、間税会、小売酒販組合綾瀬支部、同千住支部、税理士会の計7団体により贈呈されたもので、初日の2月16日(木)に足立署内で贈呈式が行われた。
 e‐Taxの利点は①税務署に行かなくても申告できる②最高4000円の税額控除を受けられる(平成19年分~22年分で1回)③添付書類の提出または提示を省略できる④還付金を早く受け取れる⑤24時間受付。
 申告書の作成は、国税庁HPの「確定申告書等作成コーナー」で簡単に作成でき、自動的に計算してくれる。作成したものを送信しても、プリントアウトしたものを税務署に提出してもいい。
 所得税申告でのe‐Tax利用者は、22年度は43・7%と約半数に近づきつつあり(19年度は18・4%)、法人税は約6割。平成23年分の申告の締め切りは、所得税・贈与税が3月15日(木)、個人事業者の消費税は4月2日(月)。
 締切間際はかなり混み合い、1日に1000人も訪れるため待ち時間も長い。申告はお早めに。

写真/マルイ北千住店の壁に下げられた懸垂幕を背に、
寄贈した7団体代表と石川克彦・足立税務署長ら=ペデストリアンデッキで