足立朝日

少女サッカー 東加平キッカーズ 東京都大会で初優勝

掲載:2012年3月5日号
 昨年、なでしこジャパンがW杯を優勝してから、注目が高まっている女子サッカー。区内でも、東加平キッカーズとFCロッサの2つの小学生サッカーチームが、未来のなでしこジャパンを目指し、汗を流して練習にはげんでいる。そのうち、東加平キッカーズ(岩崎博之代表)は、昨年12月に行われた「第31回東京都少女選手権大会」で、大会を通じて無失点と鉄壁の守りで初優勝を果たした。
東加平小学校を練習場にする同チームは、平成4年に「個性豊かなスポーツ大好き少女」の育成を目指し創部された。「楽しく!明るく!元気よく!」をモットーに、東加平小や加平小、花畑小、梅島小など区内18校と、江戸川区の大杉第二小学校から3~6年生、合計44人の子どもたちが所属している。練習は毎週土・日を中心に行われ、神奈川や静岡などのチームとの練習試合に出かけることもある。岩崎代表は「うちは様々な学校から子どもたちが集まるチームなので、上級生がしっかりと下級生を引っ張ってチームワークが生まれています」と話す。
 都大会では、準決勝でPK戦に突入。いつもはPK戦を苦手にして、負けていたチームが4‐3と勝利。PKを制した勢いに乗り、決勝戦を1‐0で勝利をおさめ、みごと大会初優勝を成し遂げた。
 チームは3月20日(火・祝)に卒団式を迎え、そこからまた、新しいチーム作りのスタートが始まる。練習見学、入部希望の方は岩崎代表へ連絡、もしくはHPからどうぞ。HPには、スケジュールやチームの活躍も紹介している。
【問合せ】TEL090・7205・5353岩崎

写真/初優勝にカップを掲げ喜ぶ東加平キッカーズの選手たち=駒沢公園球技場で