足立朝日

舎人と草加を結ぶ人道橋 毛長川「里人やすらぎ橋」が完成

掲載:2012年4月5日号
 足立区の舎人3丁目と草加市の新里(にっさと)町を結ぶ毛長川の人道橋が完成し、4月1日(日)、盛大に竣工式と渡り初めが行われた。
 結ばれたのは、舎人3‐9付近と新里町1500付近で、橋は長さ25・4m、幅4mのスロープ状の橋。舎人の「人」と新里の「里」を1字ずつとって「里人やすらぎ橋」と名付けられた。
 毛長川は、足立区と草加市、川口市の境に沿って流れる川だが、この付近には、尾久橋通りの舎人下ノ橋と東伊興2丁目先の毛長橋しかなく、双方の住民から「人道橋を作ってほしい」という声が寄せられていた。これにより、草加市の住民はこの橋を渡れば、日暮里・舎人ライナーの終点「見沼代親水公園駅」まで徒歩で約10分で行けることになる。
 テープカットと渡り初めには、足立区側から石川義夫副区長、平柳武雄舎人町会長、草加市側は、田中和明草加市長、吉岡弘司新里町会長らが参加。また、橋の中央で足立区のまちづくり運動のキャラクター、ビュー坊と草加せんべい協会のマスコット、パリポリ君がガッチリ握手した。

写真/里人やすらぎ橋のにぎやかな渡り初め