足立朝日

本木東小で閉校式 55年の歴史に幕

掲載:2012年4月5日号
 「ボクたちの本木東小学校が新しく生まれ変わることになりました。これから出会う、新しい仲間、先生。今まで以上に元気に、仲良く……」――。広い体育館に54人の児童たちの大きな声が響いた。
 3月23日(金)、本木1丁目にある本木東小学校(川田竜夫校長)で閉校式が行われ、昭和32年(1957年)の開校以来4794人の児童を送り出して来た55年の歴史に幕を閉じた。
 同日卒業した6年生12人を除く同小児童は、4月の新学期からは、6日(金)の統合式で合併する本木小学校の児童となるが、本木小が建て替えとなるため、今後2年間は本木小児童が、現在の本木東小に通うことになる。
 閉校式は、54人の児童、14人の教職員のほか、保護者、歴代校長ら旧教職員、来賓ら約140人が参加。桑原勉区教育委員長、川田校長、堤貴央(たかお)同小PTA会長、柴田健(たけし)同小開かれた学校づくり協議会会長らの挨拶の後、54人の児童が壇上に立って、新しい出発に向けての言葉を手話を交えて語り、拍手を浴びた。

写真/新しい門出の言葉を語る児童たち=本木東小体育館で