撮影=斉藤均さん(81)=南花畑3丁目在住
ここは、花畑記念庭園の池。2月中旬の晴れた風のないおだやかな日。池のそばを若いお父さんと3歳くらいだろうか、かわいらしい女の子がお散歩だ。大きな石橋に来た時、石の下から大きな鯉がゆっくり姿を見せた。女の子は石にお座りして、池の中を覗き込む。すると、もう大変!池の中は大騒ぎに。鯉が次から次へとやってきて、口を開けて女の子にエサの催促だ。
斉藤さんは、「女の子は、まるで鯉とお話しているようでした。とてもいい雰囲気で、私は大きな岩にもたれてシャッターを押しました」と話す。斉藤さんは、元区の職員で、最後の4年間をこの庭園の園長として過ごした人。今も訪れるたびに、当時水が汚れて悪臭を放った池の清掃に汗を流したこと、マスコミに園をPRしてもらったことなどを思い出す、という。
【メモ】 ▽庭園開園時間= 午前9時~午後5時(庭園の入場は無料) ▽休館日=月曜日(祝日の場合は翌日)▽駐車場 =47台収容(無料)▽交通=竹ノ塚駅東口より東武バス「花畑団地行」で「団地入口」下車徒歩3分、綾瀬駅西口から東武バス「花畑団地行」で「花畑四丁目」下車徒歩3分など▽問合せ=TEL3885・9795
(選者・学芸員 小林基治=日本写真会同人)
ここは、花畑記念庭園の池。2月中旬の晴れた風のないおだやかな日。池のそばを若いお父さんと3歳くらいだろうか、かわいらしい女の子がお散歩だ。大きな石橋に来た時、石の下から大きな鯉がゆっくり姿を見せた。女の子は石にお座りして、池の中を覗き込む。すると、もう大変!池の中は大騒ぎに。鯉が次から次へとやってきて、口を開けて女の子にエサの催促だ。
斉藤さんは、「女の子は、まるで鯉とお話しているようでした。とてもいい雰囲気で、私は大きな岩にもたれてシャッターを押しました」と話す。斉藤さんは、元区の職員で、最後の4年間をこの庭園の園長として過ごした人。今も訪れるたびに、当時水が汚れて悪臭を放った池の清掃に汗を流したこと、マスコミに園をPRしてもらったことなどを思い出す、という。
【メモ】 ▽庭園開園時間= 午前9時~午後5時(庭園の入場は無料) ▽休館日=月曜日(祝日の場合は翌日)▽駐車場 =47台収容(無料)▽交通=竹ノ塚駅東口より東武バス「花畑団地行」で「団地入口」下車徒歩3分、綾瀬駅西口から東武バス「花畑団地行」で「花畑四丁目」下車徒歩3分など▽問合せ=TEL3885・9795
(選者・学芸員 小林基治=日本写真会同人)