足立朝日

46.「綾瀬神社」

掲載:2012年8月5日号
綾瀬1‐34‐26

 今回は、綾瀬プルミエ横の「綾瀬神社」を紹介。661㎡の広さの境内に新しい木造の社殿が建つ。3年前に創建350周年を迎え、その年の記念大祭には歌手・島倉千代子を呼び、賑わった。
 祭神は須佐之男命(スサノオノミコト)、淤母陀琉神(オモダルノカミ)。境内にある末社は、稲荷神社と三峰神社。かつて、この地域には、氷川神社(現・綾瀬神社)と胡録神社の2社が存在した。昭和50年(1975)に氷川神社が、老朽化により建て替えられる時、約200m南にあった胡録神社を合祀。綾瀬神社と名称も改められた。現在、胡録神社があった綾瀬1‐23‐8は、綾瀬一丁目児童遊園として、昔と変わらず地域の人たちに愛される場所になっている。
 同社では、毎年、七五三の時に境内で「大菊花展」を開催している。平成13年から始まった行事で、綾瀬菊花会(清水明代表)が主催している。また、境内には昭和49年(1974)に足立区保存樹に指定されたイチョウがある。
【交通】地下鉄千代田線「綾瀬駅西口」下車徒歩約3分

写真上/社殿前の狛犬も社殿と同じ昭和50年に建立された
下/秋にはきれいな紅葉を見せるイチョウ