足立朝日

大師の商店街にシャッターアート 足立高校・潤徳女子高校

掲載:2012年10月5日号
 店舗のシャッターに絵を描いて営業時間外の商店街を演出する「シャッターアート」が、今年も完成した。
 シャッターアート事業は、商店街の美化と活性化をめざして、区が平成18年度に北千住からスタート。西新井大師商栄会は3年目で、今年は4店舗5カ所で実施。これまでと同じく、足立高校(大窪伸幸校長)美術部と潤徳女子高校(木村美和子校長)普通科美術デザインコースの生徒たちが、夏休みを利用して制作。
 3カ所を担当した潤徳高校は、5人ずつのチームに分かれて制作。店側の希望を元に、チームメンバーが原画のアイデアを出し合った。イタリアンレストラン「フィオーリ・ディ・マンマ」の原画をまとめた岡本真規子さん(2年)は、「レストランなので、お客様にお出しするという気持ちで花束を、他のみんなのアイデアでスプーンとフォークも並べた」と話す。

写真/暑さと戦いながら「フィオーリ」のシャッターアートを描く潤徳の生徒たち=西新井大師商栄会で