足立朝日

西一小が60周年 地域とともに西一っ子育む

掲載:2012年11月5日号
 西新井第一小学校(西新井6‐21‐3)が創立60周年を迎え、10月20日(土)、同校体育館で記念式典・祝賀会が開かれた。主催は実行委員会(矢萩惠一委員長、牛山英一校長、中田泰弘PTA会長)。
 同校は昭和27年4月、西新井小学校から独立して開校。9200人超の卒業生を輩出、現在514人が在校している。
 同校では、地域の人たちが登下校の8時と3時に子どもたちへの声かけや見守りを行う「8・3運動」、土曜日の子どもの居場所作り「サタデースクール」のさきがけとなるなど、地域と学校の連携が強い。
 式典の冒頭では6年生が、登下校の安全を見守る「地域安全ボランティア」に感謝する歌「今日もありがとう」など2曲を披露した。
 牛山校長は「 〝命輝く西一っ子〟の育成をめざし、社会性豊かなたくましい児童に。還暦を迎えたのを機に、初心に戻って新たな歴史を創造していきたい」と挨拶。
 近藤やよい区長、白石正輝・区議会議長代理、酒井清仁・西新井大師總持寺山主代理執事長が祝辞を述べ、約260人の来賓が60周年を祝った。
 式典に先立ち10月4日(木)には、児童向けに60周年記念集会が開かれ、消防庁音楽隊が校歌などを演奏。子どもたちの手によって、記念の風船600個が大空に舞い上がった。

写真/6年生が記念式典で歌とリコーダーを披露=西新井第一小体育館で