足立朝日

★トピックス

掲載:2012年11月5日号
◆区内名産品「小松菜」を使った商品を開発、販売
 都内で小松菜の生産量が江戸川区に次いで2位の足立区で、小松菜を使った加工食品3品が開発され、先月の区民まつりから本格的に販売を開始した。「1人でも多くの人に区内の小松菜を食べてもらいたい」と、区内農業者、JA(農協)、区内の障がい者福祉団体の集まりであるAふらんきなどにより共同開発された。商品は「小松菜あんパン」(150円)、「小松菜とリンゴのマフィン」(100円)、「満点こまつ菜せんべい」(2枚100円)の3品。
 パンは竹の塚ひまわり園(竹の塚7‐19‐7)、マフィンは花畑共同作業所(東六月5‐20)、せんべいは谷在家福祉作業所(谷在家3‐13‐1)で購入可能。また、毎月26日に開かれるJA足立支店(中央本町1‐4‐3)の直売会でも購入できる。【問合せ】TEL3853・0632谷在家福祉作業所
◆足立ロータリークラブが東京国体記念の植樹式典を開催
 体育の日の10月8日(月・祝)、「スポーツカーニバル」で賑わう東保木間の総合スポーツセンターで、来秋開催される東京国体を記念して、東京足立ロータリークラブ〈菊池きみえ会長=菊池運輸(株)社長、会員34人〉が主催する記念植樹式典が開かれた。植樹されたのは、源平桃と枝垂(しだ)れ梅という珍しい品種。いずれも樹齢50~60年の木。源平桃は、1本の木に白と紅の2色を咲かせる花桃で、白=源氏、紅=平家が入り乱れて戦った「源平合戦」に例えられ、この名が付いたと言われる。枝垂れ梅は、2月上旬、源平桃は3月上旬に開花する。
◆区制80周年区内30道路の愛称決まる
 足立区が区制80周年事業の一環として募集していた、都市計画道路など30路線の愛称が決まり、10月28日(日)、中央公園特設ステージで表彰式が行われた。
 応募数は2741人。愛称名とその理由を選考し30人が選ばれたほか、対象道路近くの小中学校から応募の多かった上位各3校が、特別表彰された。
 決定した愛称はどれもわかりやすく、馴染みやすい。4月に新しく出来た東京電機大学の横は「電大通り」、東武線の跡地の道は「亀田トレイン通り」、将来の夢を託した「五色桜通り」など。六月・六町・六木を通ることから、語呂の良さを考えた「六六通り」というユニークな命名も。
 今後、長く親しまれていくに違いない。
◆千住東一丁目町会、地域一丸となって町会会館完成
 10月7日(日)、千住東1‐24‐5に千住東一丁目町会(西條城夫会長)待望の町会会館が完成し、落成式と記念祝賀会が行われた。これまでは同じ場所にあった、区の老人集会所の2階を町会の集会所として使用していた。しかし、東日本大震災により耐震基準が見直され、同施設は基準が満たないため取り壊しが決定。町会住民の間に「町会会館が欲しい」という声が多くあったため、独自の建設を決め工事をしていた。建設資金を集めるために大勢の住民、企業などに協力を得るなど大変な苦労があった。50坪に建てられた施設は、1階建で、約30畳の広間や災害が起きたときのために数日分の飲料水などが入った防災倉庫が併設されている。


写真上から①/小松菜のきれいな緑色をした3品
②/源平桃に土かけをする近藤区長(左)と菊池会長
③/表彰式に出席した命名者と特別表彰代表の皆さん(前列)=中央公園で
④/念願かなって完成した会館
⑤/西條会長