足立朝日

夜の生物園も見応えあり 生きものと クリスマスを楽しもう

掲載:2012年12月5日号
 街のあちらこちらで、幻想的なイルミネーションが美しく輝くこの季節。足立区でも恒例の「光の祭典」が始まった。
 元淵江公園では、夜になると光のトナカイや馬車など数々のオブジェが出迎えてくれる。その一角にある生物園では、生きものと一緒に楽しめるクリスマスがいっぱい!


◆夜間特別開園
 今月24日(月・振休)まで、毎週末に夜間特別開園される。午後6時~9時(8時半までに入園)。昼の部は午後4時半で閉園、午後6時に夜の部を再開園。普段は見られない夜の生きものたちの姿を観察できる。
◆冬のホタル観賞会
 24日(月・振休)までの毎週末(15日除く)、午後6時から30分おきに入れ替え制。飼育技術によって、冬に発生させたヘイケボタルの光はロマンチック。
◆サンタダイバーとツーショット
 よく見ると、なんだか不思議な感じ。実はこのサンタがいるのは、1階出会いの広場の大水槽の水の中。
 夜空の星のように輝く5500尾のアマゾンの小型魚たちを背景に、サンタさんに水中で名前を書いてもらい、トナカイのスタッフが撮影してくれる(カメラ持参)。
【日時】12月9日(日)・16日(日)・23日(日・祝)午後2時から1時間程度
◆クリスマス馬車に乗って記念撮影
 クリスマス馬車に乗って、一緒に写ってくれるのはトナカイ、ではなくトナカイの角をつけたミゼットホース。王子様、王女様の気分で記念写真はいかが?(カメラ持参)
【日時】12月8日(土)・9日(日)・15日(土)・16日(日)・22日(土)・23日(日・祝)・24日(月・振休)午前10時~正午、午後1時半~3時半※雨天中止、時間中ウマの休憩が入ることがある
◆生きものクリスマスツリー展示
 ツリーを飾っているのは、美しい蝶、オオゴマダラやツマムラサキマダラのサナギ。デンキウナギの発する電気で明かりを灯すツリーもある。
【日時】12月24日(月・振休)までの開園時間中
◆コンサート
 1階出会いの広場で大水槽をバックに、地元アーティストによる素敵な演奏を楽しもう。
 ▼マイタウンコンサート=12月8日(土)午後6時半開演▼冬のコンサートin生物園=①12月16日(日)午後6時半開演②12月22日(土)午後7時開演
◆ミツバチからの贈り物~ホットはちみつミカンの試飲会~
 生物園で世話しているミツバチたちが集めたハチミツと、アゲハのエサとして栽培しているミカンの果実で作ったホットハチミツみかん。外のイルミネーションを見て冷えた体を温めて、心もホットに。
【日時】12月22日(土)・23日(日・祝)・24日(月・振休)午後7時~(なくなり次第終了、各日定員150人)
【場所】2階ウッドデッキ ※乳児やハチミツアレルギーの人は不可
《足立区生物園》保木間2‐17‐1、TEL3884・5577。開園時間=午前9時半~午後4時半(30分前までに入園)、休園日=月曜(祝日の場合翌日)、12月28日~1月4日、入場料=大人300円、子ども150円、交通=竹ノ塚駅から東武バス・花畑団地行き(保木間仲通り経由)、または北千住駅から都営バス・竹ノ塚駅行きで、どちらも「保木間仲通り」下車徒歩5分
*掲載のイベントは全て入園料のみ

写真上からA/2009年の元渕江公園
B/人気のサンタダイバー
C/サナギのツリー
D/ミゼットホースのかわいいトナカイと