撮影=菅野弓子さん=東和1丁目在住
ここ数年、外で遊ぶ子が珍しくなった。子どもたちは、放課後家に戻れば、すぐに習い事か塾。土・日も男の子は主にゲーム。家の密集で野原はなくなり、車の激増で往来は危険、公園は「ボール遊びはいけません」などと禁止条項ばっかり。子どもたちは自然とウチに向う、というわけだ。
「今日ね、駅前の公園で子どもたちがみんなでボール遊びしているのを見たよ」なんていう会話は、今や決して、極端なもの言いではないのだ。
その「駅前の公園で……」をカメラに収めたのが菅野さん。ここは、東京メトロ千代田線・綾瀬駅前にある通称「ハト公園」だ。出かける時、いつも通る公園で、ハトがたくさんいるのは知っていたので「ハトでも撮ろうか」と訪れたら、写真の光景にぶつかった。 3、4年生ぐらいだろうか、男の子、女の子入り乱れて、ドッジボールに夢中。「いやあ、子どもたちが仲良く元気いっぱいに遊んでるのを見て、思わずうれしくなりましたね」と菅野さん。
そうだ、今や子どもたちが外で元気に遊ぶ光景は、大人をも元気にさせてくれる!
同公園は、下の記事のように今月22日(土)~24日(月)、地元サンアヤセ商店街の手でライトアップされるが「子どもは風の子。大いに外を飛び回ってほしい」と菅野さん。
(選者・学芸員 小林基治=日本写真会同人)
ここ数年、外で遊ぶ子が珍しくなった。子どもたちは、放課後家に戻れば、すぐに習い事か塾。土・日も男の子は主にゲーム。家の密集で野原はなくなり、車の激増で往来は危険、公園は「ボール遊びはいけません」などと禁止条項ばっかり。子どもたちは自然とウチに向う、というわけだ。
「今日ね、駅前の公園で子どもたちがみんなでボール遊びしているのを見たよ」なんていう会話は、今や決して、極端なもの言いではないのだ。
その「駅前の公園で……」をカメラに収めたのが菅野さん。ここは、東京メトロ千代田線・綾瀬駅前にある通称「ハト公園」だ。出かける時、いつも通る公園で、ハトがたくさんいるのは知っていたので「ハトでも撮ろうか」と訪れたら、写真の光景にぶつかった。 3、4年生ぐらいだろうか、男の子、女の子入り乱れて、ドッジボールに夢中。「いやあ、子どもたちが仲良く元気いっぱいに遊んでるのを見て、思わずうれしくなりましたね」と菅野さん。
そうだ、今や子どもたちが外で元気に遊ぶ光景は、大人をも元気にさせてくれる!
同公園は、下の記事のように今月22日(土)~24日(月)、地元サンアヤセ商店街の手でライトアップされるが「子どもは風の子。大いに外を飛び回ってほしい」と菅野さん。
(選者・学芸員 小林基治=日本写真会同人)