足立朝日

足立区初 「昭和の家」平田邸が 国の登録有形文化財に

掲載:2013年1月5日号
 白い築地塀(ついじべい)に洋館の応接間、書院造の大客間、家を貫く中廊下――。昭和14年に建てられた洋館付の和風住宅、西保木間2‐5‐11、平田茂さん(61)の邸宅、通称「昭和の家」が、このほど国の登録有形文化財に指定された。
 今回都内では、東京タワー(港区)など2件ともに登録されたが、足立区ではこの登録は初めてとなる。
 平田邸には、広い日本庭園に大きなしだれ桜があり、昨年4月に「お花見会」が開催されたのを始め、演奏会、書の個展など地域交流の場になっている。

写真/オシャレな和風建物・平田邸