足立朝日

★トピックス

掲載:2013年1月5日号
◆A「子どもものづくりフェスタ」優秀作品が勢揃い
 今年で5回目となる「あだち子どもものづくりフェスタ」(区教育委員会主催)の優秀作品が決定した。区内71の小学校から、夏休みの自由研究や図工の時間に作った作品843点の中から、各校で選ばれた優秀作品71点がエントリー。その中から区長賞や副区長賞など特別賞8点が決まった。12月16日(日)には、東京電機大学千住キャンパスで表彰式が行われ、受賞者に賞状と記念品が贈られた。
 今回、区長賞に選ばれたのは4年生がダンボールで作った千住大橋で、長さ90cmの大きな橋。ライトにストローとボタンを使うなど様々な工夫がされている作品だ。
 12月15日(土)と16日(日)には、東京電機大学で優秀作品のほか、中学生が授業で作った優秀作品も展示された。

◆Bさくら交流の日米市民団体/荒川とポトマック川姉妹河川提携
 荒川とアメリカワシントン州ポトマック川の姉妹河川提携調印式が12月1日(土)、シアター1010講義室で行われた。
 足立区の荒川堤の桜が、日米友好の証としてポトマック河畔に贈られてから、昨年で100周年。平成8年に両河川の姉妹河川の調印がされていたが、いつしか交流が絶えていた。
 今回は日米の市民団体であるNPO法人あらかわ学会(鈴木誠理事長)と、ポトマック川流域州際委員会(ハミデ・カリミ委員長)が、スカイプ中継によるテレビ会議で調印式を行った。中継の中で、互いの団体と河川も詳しく紹介され、それぞれの川の環境への思いを理解し合った。
 鈴木理事長は「向こうも市民主体なので、情報交換しながらやり方を学んでいきたい」と話す。

◆C早稲田大学校友会「足立稲門会」で菅原やすのりがコンサート
 早稲田大学校友会「足立稲門会」(白石茂子会長)の忘年会が12月1日(土)、東京マリアージュで開かれた。
 卒業生たちは年代を越えて親交を深め、現役大学生は先輩たちに助言を求めるなど交流。
 ゲストコンサートは、歌手の菅原やすのりさん=写真。同大学理工学部建築学科を卒業後、「世界の人々の心を歌で結んで平和な地球をつくりたい」と、難民キャンプなど世界80カ国以上でコンサートを開催。3・11後は、日本復興プロジェクト「菅原やすのり 歌声キャラバン」として、被災地や仮設住宅を訪れ癒しの歌を続けてきた。
 菅原さんは「千の風になって」など5曲を歌い上げ、「何でもいいから退かないこと。内側からのエネルギーが湧かなくなったら老化する。人間は生き方で若返りますよ!」とエールを贈った。

◆D足立工業高校50周年/地域や社会に貢献できる人材育成
 12月1日(土)、足立区唯一の工業高校・都立足立工業高校(栗田博康校長)で創立50周年記念式典が行われた。
 同校は昭和38年に開学、現在483人の生徒が在籍、これまでに1万1000人の有望な技術者を輩出してきた。栗田校長は式辞で「半世紀にわたり強くたくましく来れたのも区や地域の方のおかげです。生徒の皆さんは自信と誇りと責任を感じ、思いやりと共生の精神を持って明るく生きて下さい」と述べた=写真

◆E区商連と3消防署が協定
 58商店街が加盟する区商連(足立義夫理事長)と千住、足立、西新井の区内3消防署は、12月21日(金)、地域の防火安全体制の強化を目指す協定を締結した。平成21年11月に発生した、杉並区高円寺南雑居ビル火災を踏まえた協定。
 締結には、区商連から足立理事長、佃、遠藤、山屋、鈴木の各副理事長、坂本事務局長が、3消防署からは各署長、予防課長が出席=写真。締結式では、各商店街と各消防署が連携して地域の防火安全対策を積極的に推進することや、違反対象物公表制度に関する情報の共有化を図ることなどを確認した。

写真A/優秀作品がズラリと並ぶ。手前が区長賞の千住大橋
B/調印するあらかわ学会の鈴木理事長。左のモニターはアメリカの様子