足立朝日

トピックス

掲載:2013年2月5日号
◆創立50周年です!「中川小タイムカプセル封印式」
 1月12日(土)、中川小学校(田中守校長)校庭で創立50周年記念「タイムカプセル封印式」が行われた。在校生576人、教職員、実行委員会らが10年後の再会を約束して思い出をカプセルに詰めた。
 式典では、はじめに伊勢谷道義実行委員長が「賢く、強く、逞しく日々学習して下さい」と生徒たちに声をかけた。
 カプセルに入れる前に各学年の代表者が「野球やサッカーが得意な大人になっていたいです。いつも前向きに夢に向かっていたいと思います」などカプセルへ入れる手紙を紹介し、クラスごとに袋に詰めた記念品を入れた(写真上)。その後、カプセルは校庭の北東にある放課後子ども教室「中っ子広場」の裏に、重さ約2トンの蓋で頑丈に封印された(同下)。





◆ベルモント市節団来日 フィル・マークス市長は区長と面会

 1月8日(火)~15日(火)、ベルモント市使節団が来日。東京スカイツリーの見学や扇小学校で給食体験、魚沼市で雪国体験などを行った。8日(火)には使節団と共に来日したフィル・マークス市長(61)が区役所を訪れ、近藤区長と面会した(写真)。
 足立区とベルモント市は、来年1月に姉妹都市提携30周年を迎える。同市長は、日本に来るのは初めてで「ベルモントはすごく暑いので、寒い地域に来れて嬉しい。日本とオーストラリア、文化の違いをお互いに学ぶことが大事」と話した。また、近藤区長から「日本の美を感じられるものをプレゼントしたい」と、西新井大師の花まつりで毎年「牡丹画展」を開催している佐藤平八画伯の手描き友禅「白富士に桜」が描かれた額が手渡されると、大喜び。
 使節団は予定通り日本を満喫したが、最終日の15日は関東地方が大雪のためフェアウェル(お別れ)パーティーを中止にし、空港へ急いだ。


◆真冬に珍客が来ました
 梅島3丁目の吉田健治さん(65)から「たより」が届いた。
 西新井駅前の自宅マンション(9階)から富士山が良く見える。1月19日(土)夕、この日も富士山の定点観測をしていると、ベランダの寒さよけに貼ったすだれ部分に黒い塊(かたまり)が。「カブト虫にしてはでかいな」と思い、近づいて見ると、最近、とんと見なくなった「こうもり」だ(写真上)。この真冬にどこからか飛来して来たのだ。このままでは凍え死んでしまうと思い、都に電話してみると「こうもりは鳥獣保護の対象動物。捕まえてはいけません。野生動物なので、温かい部屋に入れるとかえってだめ」とのこと。 どうしてよいやら……。吉田さんは、寒風に晒される場所なので風邪をひかないようダンボールと発泡スチロールで周りを囲ってあげた(同下)。中をのぞくと、コウモリも寒かったのだろう、発泡スチロールにぴったりと身を寄せている。吉田さんは「よくみると可愛いものです。何とか暖かくなるまで頑張ってほしいものです」と見守っている。