足立朝日

金賞、銀賞を受賞! 一ツ家の並木さんのキンセンカ

掲載:2013年3月5日号
 一ツ家3丁目の花き農家・並木一重さん(61)が作ったキンセンカが、今度は、国内最大規模の花のイベント「第62回関東東海花の展覧会」で、見事金賞と銀賞に輝いた。また、同じ並木さんのパンジー、扇3丁目の榎本晴夫さんのキンセンカが銅賞を受賞した。
 同展覧会は、関東から東海地方までの1都11県と花き関係の団体が主催し、農水省が後援するイベント。今年は2月1日(金)~3日(日)、池袋サンシャインシティ文化会館で開催された。
 全10部門に出品された約2000点の中から金賞の「日本花き卸売市場協会長賞」に選ばれた並木さんのキンセンカは、だいだい色一色、銀賞はだいだい色と黄色のミックスで見事に咲き揃い、その品質と商品性が高く評価された。
 並木さんは、「今年は寒さが強く咲き始めに苦労したが、何とか品評会に合わせて咲き揃えた。嬉しい」と語った。並木さんは、2年前の同展覧会で、パンジーが最高位の農林水産大臣賞を獲得している。並木さんのハウスでは、3月、ビオラ、パンジー、デージーなどが次々と出荷される。

写真上/並木さんのキンセンカ金賞(左)と銀賞
下/並木一重さん