足立朝日

民生・児童委員協議会が厚労大臣表彰受賞 地道な地域福祉活動が評価

掲載:2013年3月5日号
 足立区民生・児童委員協議会(中田貢弘会長)が、長年の地域福祉活動への貢献が認められ、厚生労働大臣表彰と足立区特別感謝状を受賞した。
 一昨年の厚生労働大臣表彰、昨年の社会福祉功労者厚生労働大臣表彰と3年連続。全国でも希少なこの快挙を祝う祝賀会が2月12日(火)、東京マリアージュ(綾瀬)で開かれ、民・児委員約300人と来賓約50人が出席した。
 昨年は赤い羽根共同募金の期間を台風の影響で8日間延長し、前年を上回る募金額を達成した。また、東日本大震災直後は、自主的に高齢者宅を訪問しての安否確認、夏は戸別訪問で熱中症対策を呼びかけるなど、労苦を厭わずに委員一人ひとりが地道な活動を続けている。
 在任12年になる中田会長は挨拶で、就任3年目に立てた3つの柱、①活動記録を100%にする②共同募金により力を入れる③区社会福祉事業に参画する、が成果であることを述べた。
 また、地域への感謝を込めて、足立区の子どもたちの教育に役立てて欲しいと、全委員から集めた50万円を区育英資金積立基金に寄付した。

写真/区長から足立区特別感謝状を受け取る中田会長=マリアージュで