潤徳女子高校(木村美和子校長)で2月6日(水)、南極昭和基地と衛星回線でつないだライブ授業「南極授業」が行われた。
南極で講義をしたのは、同校の生物担当の小俣紋教諭(27)。1年間休職し、昨年10月から教員南極派遣プログラムに参加している。
同プログラムは国立極地研究所と文科省が連携して、毎年極地の科学に興味のある現職の教員2人を派遣するもので、南極に関する情報発信と、派遣教員の知識修得や自己研鑽が目的。
小体育館に設置されたスクリーンに、1万40
00㎞離れた南極の基地の食堂にいる小俣教諭が映し出された瞬間、生徒たちから歓声が上がった。
アデリーペンギンのコロニー(集団営巣地)での録画映像などを交え、小俣教諭は潤徳高校の生徒たちが映っているパソコンの画面を見ながら授業を進行。時には生徒を励まし、普段と変わらない授業風景が展開された。
生徒たちは「生野菜はいつまで食べられるか?」「ブリザードはどんな感じ?」など質問。最後に3年生が「普通の人が行けないところに先生が行って、授業してくださったことに感激」と、小俣教諭に感想を伝えた。
写真/スクリーンに映る南極の小俣教諭から、ライブ授業を受ける生徒たち=潤徳女子高校で
南極で講義をしたのは、同校の生物担当の小俣紋教諭(27)。1年間休職し、昨年10月から教員南極派遣プログラムに参加している。
同プログラムは国立極地研究所と文科省が連携して、毎年極地の科学に興味のある現職の教員2人を派遣するもので、南極に関する情報発信と、派遣教員の知識修得や自己研鑽が目的。
小体育館に設置されたスクリーンに、1万40
00㎞離れた南極の基地の食堂にいる小俣教諭が映し出された瞬間、生徒たちから歓声が上がった。
アデリーペンギンのコロニー(集団営巣地)での録画映像などを交え、小俣教諭は潤徳高校の生徒たちが映っているパソコンの画面を見ながら授業を進行。時には生徒を励まし、普段と変わらない授業風景が展開された。
生徒たちは「生野菜はいつまで食べられるか?」「ブリザードはどんな感じ?」など質問。最後に3年生が「普通の人が行けないところに先生が行って、授業してくださったことに感激」と、小俣教諭に感想を伝えた。
写真/スクリーンに映る南極の小俣教諭から、ライブ授業を受ける生徒たち=潤徳女子高校で