足立朝日

　６月27日（木）に国立演芸場で開催される漫才新人大賞の「漫才協会内予選」が３月25日（月）、「天空寄席スペシャル」として天空劇場（東京芸術センター21階）で行われた。
　漫才協会副会長のおぼん師匠と、足立区在住姉妹コンビ「ニックス」の進行により、出場コンビ21組が、満席の会場でそれぞれのネタをパワフルに披露。昨年は、来場者の投票が審査に加味される形だったが、今年は４００人を超える来場者が、本選への出場者６組を投票により選出した。その結果、福島のコンビ「母心」が３１３票を獲得して１位で予選通過。２位は１４２票の「キャラメルマシーン」、３位は１０８票の「けいいちけいじ」、４位以降は「おしどり」「キラーコンテンツ」「新宿カウボーイ」。
　集計の最中には、昨年の漫才新人大賞で優勝した「コンパス」と、スペシャルゲストとして「ナイツ」が巧みな話芸を披露。会場は笑いの渦に包まれた。
　４月７日（日）には、日暮里サニーホールでオープン参加予選が行われ、上位６組と天空寄席での６組、計12組が６月27日の本選へ出場する。いわば足立区と荒川区の闘い。勝利の軍配はどちらに上がるか!?

写真／予選通過コンビ（新宿カウボーイは不在）と、ニックス（前列・中列左）おぼん師匠（後列左）