足立朝日

区制80周年記念 自慢のあだちで俳句大賞 鹿浜図書館で表彰式

掲載:2013年4月5日号
 鹿浜地域学習センター・鹿浜図書館で区制80周年記念として「自慢のあだちで俳句大賞」大人部門の表彰式が3月3日(日)、開かれた。
 「区の魅力を俳句に乗せて発信し、未来に残していきたい」と企画されたもので、昨年11月には子ども部門の表彰式があった。
 あだち俳壇選者の柴原保佳氏(公益法人日本伝統俳句協会理事)が選句。応募作品265句の中から、区長賞2人、優秀賞2人、佳作20人が選ばれ、近藤区長、柴原氏から賞状が渡された。
 最優秀賞の野澤匡さん(70)=西新井4丁目在住=は、俳句歴約10年。門前生まれで、馴染みがある西新井大師を詠んだ。「昔は何時まででも入れたので、暗記の場所だった。今でも縁日には必ず行く」と話した。
▼最優秀賞=初大師塩ふりかけし石仏(野沢匡)、新芽かな江北桜春のおと(あいあい)
▼優秀賞=寒中に空をすべるよ舎人ライナー(佐藤直子=伊興)、春時雨矢立初めの句碑濡らす(知念哲夫=川崎市)

写真/受賞者のみなさん=鹿浜図書館で