足立朝日

Vol.128ミュージカル・レビュー『ダウンタウン・フォーリーズVol.9』

掲載:2013年4月5日号
島田 歌穂
実力派揃いの何でもあり舞台


 「島田歌穂」がこの6月、ミュージカル・レビュー『ダウンタウン・フォーリーズVol.9』で、シアター1010に登場! 髙平哲郎構成・演出の舞台について「歌って、踊って、寸劇して、コントして、漫才して、落語までして……めくるめく髙平ワールドに大汗をかきながら必死で取り組み始めて、気付けばもう11年。どんなカツラも、どんなメイクも、どんな着ぐるみも、そして、どんな下ネタも恐くなくなりました。間違いなく『ダウンタウン・フォーリーズ』は、私の芸域を広げてくれた作品です!」と島田。勿論、音楽監督は、島田の魅力全てを熟知した愛する夫・島健。
 さらに島田は、共演者に全幅の信頼を寄せる。「初演から苦楽を共にしてきてくれた北村岳子姉さんは、出会ってから四半世紀以上のお付き合い。とにかく全てにおいて達者な方です。華麗に踊り続けられる姉さんの姿に、私も頑張って踊り続けていかなくては! と、どれだけ力をもらっているかわかりません。香寿たつきさんが参加してくださるのは、今回で3回目となります。元宝塚トップスターの美しさ、身のこなし方、芸の深さ。やはり本物は違います。この舞台ではあまりに色々な事が要求されるので、ファンの方々が怒っていらっしゃらないか、もう二度と出ていただけないのではないか、といつも心配でしたが、『楽しいーっ!!』と何でも楽しんでやって下さる本当に素敵な女優さんです。平澤智さんは、いつの間にか、もうずーっと出演して下さっているような不思議な存在。この方とも、やはり四半世紀クラスです(笑)。様々な舞台、ステージの振付、演出も沢山されていながら、この作品では、もう何でもありで身体を張って奮闘して下さいます。今回も再び女性3人に囲まれ、どれだけ奮闘、いや激闘して下さるか。信じています」
 さらに「どう計算しても完璧にアラフィフなカンパニーで、芸の限りと体力の限りを尽くして、もう何でもこい!と腹を決め、さらに抱腹絶倒、円熟のハイクオリティーな大人のショーをお届けしますっ!! 何が飛び出すか、あとは是非、劇場でお確かめ下さい」と読者へのメッセージ。
【上演日】6月26日(水)~30日(日)【料金】8千円。フレンズ会員10%引TEL5244・1011