足立朝日

青井の街はバラ一色 5月18日(土)、19日(日)にイベント

掲載:2013年5月5日号
 「情熱の花」の代名詞・バラ。「青和ばら公園」(青井3-18-15)は、広さが1970㎡(約600坪)とこじんまりとしたスポットだが、区内唯一のバラの名所。約100種920株のバラが5月中旬~6月中旬にかけて見頃となるため、今年も「バラのまち青井をつくる会(久保田博代表)」が、5月18日(土)と19日(日)の2日間お茶の接待を行うなど、『バラのまち青井』をアピールする。

 イベントは、18日(土)午前10時、青井小学校金管バンドによる演奏でスタートする。公園付近では同日の午後2時まで、NPO法人「花と緑の会」による鉢花と野菜の販売やバザー、お茶の接待が行われる。青井保育園の園児のバラの写生展示も予定されている。なお、鉢花と野菜の販売、バザーは18日のみ。
 「バラのまち青井をつくる会」は「青井のまちをバラで元気にしよう!」と、7年前の平成18年に、青井三丁目中央自治会、日商岩井綾瀬マンション自治会、青井三丁目東自治会、青井三丁目町会、青井第一自治会、青井兵和町会、青井兵和通り商店街の有志で結成された。
 区の援助を受けながら、バラの育て方から病害虫の駆除の仕方までを学び、バラの名所の見学、植栽による花壇の設置を進め、2年後に6カ所のガーデンをオープンさせた。そして、これまでに①青井駅前広場②青井保育園前③日商岩井綾瀬マンション前④青井三丁目いこいのプチテラス内⑤青井小学校内⑥足立成和信用金庫前など10カ所以上の花壇を造成、手入れをしてバラが溢れる町を目指し活動している。
【交通】①綾瀬駅東口から「はるかぜ」号「西新井駅東口(足立区役所経由)」行きで「青井駅」下車、徒歩2分②つくばエクスプレス「青井駅」下車
【問合せ】TEL5616・8837東部公園管理事務所

◆「青和ばら公園」にある人気のバラ8種

①つくばエクスプレス(内側が白、外側が桜色)②芳純(温かいピンク、香りがすばらしい)③ピース(クリーム黄に桃色の覆輪)④プリンセスミチコ(オレンジ)⑤黒真珠(濃深黒)⑥プリンセスドゥモナコ(白に縁がピンク)⑦ホワイトクリスマス(象牙色)⑧ブルームーン(明るい藤色)
(足立朝日調べ)

写真上/バラが咲き誇る青和ばら公園
中/「バラのまち青井をつくる会」の久保田博代表
下/「プリンセスアイコ」も園内に7株あります


◆お菓子もあります「ばらのかほり」
 青井3‐34‐9の和菓子店「雲遊菓庵 伊勢屋」(TEL3886・3002)には、創作菓子「ばらのかほり」がある。
 つくばエクスプレス開業記念として作ったもので、国産ばらのエキスと花弁を少し混ぜた豆乳のスポンジの間に、いちごのあんをはさんだ。しっとりした食感にほんのりばらの香りがして、人気商品になっている。1個137円。