足立朝日

日米桜交流100周年記念 五色桜EKIDEN開催

掲載:2013年5月5日号
 第1回「五色桜EKIDEN」が4月14日(日)、荒川河川敷で開かれた。NPO法人五色桜の会(大久保美智子理事長)、一般社団法人SUNライズ(比嘉正樹代表理事)=中央区=らによる事務局が主催。
 昨年、足立区の荒川河川敷の桜が、日米友好の印として米国ワシントンのポトマック河畔に贈られてから100周年だったことなどから、日米桜交流100周年と荒川・ポトマック河姉妹河川再調印を記念したもの。
 種目は駅伝が2人の部(10㎞×2人)と4人の部(5㎞×4人)、小学生は2㎞レースと一輪車2㎞レース。
 江北橋緑地から扇大橋、五色桜大橋を通って鹿浜橋で折り返すコースで、鹿浜橋手前にある土手上の五色桜並木は満開を迎えていた。あいにくの強風だったが、芸能人などのゲストランナーを含む約1000人の参加者たちは、懸命にたすきをつないだ。
 スタート横の広場では、被災地支援を継続しているNPO法人地域の芽生え21が、炊き出しの訓練も兼ねて豚汁を販売。ステージでは、区内中川を拠点に活動する劇団SAKURA前線(足立朝日4月5号で紹介)による殺陣を始め、コーラス、バンド演奏、沖縄民謡などが披露された。
 大久保美智子大会会長は「記録ではなく健康増進として楽しんでもらえれば。(植樹された)五色桜とともに育ちたい、今後も続けて発展させていきたい」と話す。

写真/強風にも負けずたすきを渡す参加者たち=荒川河川敷で