足立朝日

トピックス

掲載:2013年8月5日号
◆六月町会が防犯座談会学校・地域・警察が子どもたちを守る
 六月町会防犯推進座談会が7月9日(火)、六月住区センターで開かれた。
 毎年、子どもたちの夏休み前に行っているもので、17回目。警察、学校長、町会役員ら約80人が参加した。
 第1部では、竹の塚警察署の目黒生活安全課長が、「最近の少年犯罪の傾向」について講義。「LINE」(携帯電話用のコミュニケーションツールの一つ)を使った犯罪が増えていることを指摘。女子を装った男性に、裸の写真を送ってしまったトラブルなどを紹介、注意を呼びかけた。
 第2部では、「防犯ネットワークの強化」をテーマに自由討議。子どもたちの自転車走行のルールの徹底や、不審者情報を地域の人にも共有して欲しいなど、活発な意見が交わされた。
 締めくくりに、芦川一男町会長が、「ボーイスカウトという方法を通じて、健全育成をしている。悪いと思うことをやっちゃいけないよ、ということを、学校、地域で教えていくことが大事」と語った。
◆伊興町自治会で納涼盆踊り大会
 伊興町自治会(川原井繁会長)が毎年恒例の「納涼盆踊り大会」を7月26日(金)と27日(土)の2日間、大境公園で開いた。
 実行委員会(松岡英博実行委員長)主催で、盆踊りには地元地域から大勢の人たちが参加した。26日(金)は、栗原北小と十四中の吹奏楽部による演奏も行われ賑わったが、27日(土)は、隅田川花火大会が中止になるほどの豪雨で、伊興の盆踊り大会も途中で止むを得ず中止を決めた。
 「2日目はあいにくの結果になったが、夏休み中の子どもたちの笑顔が見れて良かった」と実行委員のメンバーらは語った。
◆「事業所は自分たちで守る」を合言葉に自衛消防技術審査会
 千住消防署(今和泉健一署長)では、平成25年度自衛消防訓練審査会を、足立市場で7月10日(水)に実施した。3人1隊編成の1号消火栓の部に19隊(男子の部16隊、女子の部3隊)、2人1隊編成の2号消火栓の部に6隊の計25隊69名が出場し、日頃の訓練の成果を競った。優勝チームは次の通り。
▼1号消火栓操法男子の部(Aコース)=㈱日本化薬辺1号消火栓操法男子の部(Bコース)=日産自動車㈱ハイテクセンター小台▼1号消火栓操法女子の部=㈱丸井 北千住マルイ▼2号消火栓=首都圏新都市鉄道㈱北千住駅務管理所
◆「スポーツ祭東京2013」の採火式行われる
 9月末から綾瀬にある東京武道館で行われる「スポーツ祭東京2013」の炬火の採火式が、7月20日(土)「足立の花火」が行われる前の荒川河川敷で行われた。
 会場には、昔ながらの火起こし器12台が置かれ、区内のスポーツボランティア24人が懸命に火を起こした。それを12本のトーチに灯し、さらにその火を炬火台に移した。トップで火起こしをした新田3丁目の小松弘陽さん(70)、西伊興の児玉金弥さん(73)は、汗びっしょりで「この火が一つに集められるというのはうれしい」と語った。
 炬火とは、オリンピックでいうところの聖火に相当するもので、9月28日(土)に味の素スタジアムで行われる総合開会式で、足立区を含めた都内各地の炬火が集められる。